コルトアルトはニュー・アルバム『サム・スモール・フォーチュン』を9月4日にリリースすることを発表している。
スコットランド・ダンフリーズ生まれ、グラスゴー育ちのコルトアルトことリアム・ショートールはグラスゴー南部にある自宅スタジオを拠点に音楽制作を始めた経緯について次のように語っている。「14歳か15歳の頃、ア・トライブ・コールド・クエストのようなアーティストを聴いてヒップホップに夢中になり、独学で音楽制作を始めたんだ。当時はサンプリングやドラム・プログラミングばかりやっていた。この新作では、そんな原点に立ち返っている。ヴォーカルや環境音、フィールド・レコーディングを切り刻みながら、これまでの自分のやり方や得意な領域から一歩踏み出した作品を作りたかったんだ」
アルバムからはナイジェリア出身のラッパー、ヴェクターをフィーチャーした“Go”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
リアム・ショートールは次のように語っている。「自分が大好きなアーティストたちと一緒に曲を書いて、本当の意味でコラボレーションしたかったんだ。自分ですべてをコントロールするようなやり方ではなくてね。だから、昔から聴いてきたミック・ジェンキンスや、素晴らしいスコットランドのシンガーソングライターであるジェイコブ・アロン、そして変幻自在なBINA.のようなアーティストに声をかけた。この作品では、自分自身もまったく新しい世界へ踏み込んでいるんだ」
アルバム制作についてリアム・ショートールは次のように続けている。「アルバムを作るときは100曲くらい作って、そのうち実際に収録されるのは12~15曲ほどだ。90%は失敗しなければいけない。でも、その失敗があるからこそ、残り10%のひらめきが作品全体に火をつけることになる。もう『良いものが作れないかもしれない』という不安はない。どのアイデアを育てる価値があるのか、自分でわかるようになったからね。このアルバムはそのプロセスそのものなんだ。すべてのパートをデモにして、バンドで録音し、またデモに戻して録り直し、不要な部分を削りながら、音楽とともに時間を過ごしていった。自分の部屋で少しずつ磨き続けた結果、最終的に聴こえてくるのは、そうした刺激的な共同制作の瞬間ごとの“火花”なんだよ」



