James Ellis Ford、セカンド・アルバムのリリースを発表&新曲「Overtones」が公開

James Ellis Ford

ジェームス・エリス・フォードはセカンド・アルバム『ロスト・イン・アナザー・ワールド』が8月14日にリリースされることを発表している。

アークティック・モンキーズ、ブラー、デペッシュ・モード、『ヘルプ(2)』などのプロデュースを手掛けてきたジェームス・エリス・フォードは2025年初頭に急性骨髄性白血病と診断されて、過酷な化学療法を受けることになったが、本作はその合間に病棟で2週間強という短期間の間に作られた作品だという。

アルバムからは先行シングルとして“Overtones”が公開されている。

ジェームス・エリス・フォードは病床で仮想スタジオを入れたノートパソコンと安価なマイクを使い、音楽のスケッチを作り始めた。その後、妻のセリーンが折りたたみ式のIKEAのベッドサイドテーブルとシンセサイザーを買ってくれたことで、それらのスケッチはすぐに楽曲へと発展した。病院スタッフは、彼が横になってボーカルを録音している間に血圧を測ることにも慣れていった。

「フィルターは一切なかった。頭に浮かんだ最初の言葉をそのままラップトップに歌っていた」とジェームス・エリス・フォードは説明している。「それは自分への励ましだった。大丈夫だと自分に言い聞かせていた。存在的不安に対処する方法のひとつだったし、それが戦うための武器にもなり、気を紛らわせてくれた」

アルバムのいくつかの曲は死への明確で切実な恐怖と向き合っている一方で、がん病棟の静けさは作品の穏やかさの源ともなっている。「とても静かで、まるで宇宙旅行をしているような感覚になることがある」

帰宅後に手直しをする誘惑があったにもかかわらず、ジェームス・エリス・フォードは基本的にそのまま作品を残した。「このアルバムは写真のようなものだ。タイムカプセルなんだ」

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