FUJI ROCK FESTIVAL ’26は、2026年7月24日(金)から26日(日)までの3日間にわたり、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催され、音楽・食・自然のアクティビティが融合した唯一無二の祝祭空間を創り出した。
音楽ステージの熱狂から、日本最大級の野外フェス飯(フード)、そして苗場の広大な自然を活かしたアクティビティまで、その魅力を網羅した総括レポートをお届けします。
概要と気候(2026年7月24日〜26日)
2026年のフジロックは、7月23日(木)の「前夜祭」からスタート、苗場音頭に合わせた盆踊りや恒例の花火が打ち上がり、集まった多くのフジロッカーズが本祭への期待に胸を膨らませた。
本祭3日間の気候は、まさに「苗場の自然」を体現する劇的な展開となり、初日は最高気温27度前後と過ごしやすく、一時的な雨の後に美しい青空が広がる絶好のスタート。
しかし、2日目・3日目と進むにつれて山の天気が急変し、激しいゲリラ豪雨に見舞われる時間帯もあった。
ぬかるむ足元を物ともせず、雨対策を万全にした観客がカッパ姿で音楽に身を委ねる、フジロックならではのタフで温かい一体感が全エリアで見られた。
現地を彩る「フェス飯」
フードエリアの総括フジロックのもう一つの主役が、世界各国の料理や地元・新潟の恵みが集まる「日本一のフェス飯」です。
2026年も各エリアで胃袋を満たす名店が並びました。
OASISエリア(場内最大の食の拠点)もち豚串焼き: フジロックの代名詞。ジューシーで甘みのある脂身が、冷えたビールや疲れた体に染み渡る不動の一番人気。きりざい丼: 新潟の郷土料理。納豆や野沢菜、魚沼産コシヒカリが一体となった、サラサラと食べられるスタミナ飯として大行列を作りました。
FIELD OF HEAVEN(オーガニック&エスニック)インデアンカレー / チャイ: ヘブンエリアの独特なゆるい空気感にマッチする、スパイスの効いたカレー。
夜の冷え込みには温かいマサラチャイが定番。
ORANGE CAFE(こだわりのガッツリ肉系&クラフト)新潟タレかつ丼: 甘辛い醤油ダレにくぐらせたカツが絶品。地元のクラフトビール: 新潟が誇る地ビールが多数ラインナップされ、音楽を聴きながらの飲み比べが大人たちの楽しみとなっていました。
自然と共生する「アクティビティ」と場内スポット
音楽の合間に苗場の広大な山を遊び尽くせるアクティビティやアートが、フジロックの滞在価値を何倍にも高めています。
ドラゴンドラ(日本最長クランクで行く山頂の別世界)
GREEN STAGE近くから乗車できる、全長約5.4kmのロープウェイ。
片道約25分、アップダウンを繰り返しながら美しい湖や渓谷を見下ろす空中散歩。
山頂の「DAY DREAMING」エリアに辿り着くと、そこは下界の喧騒を忘れる涼しい風とチルアウトなDJミュージックが流れる、まさに桃源郷でした。
フジロック・ボードウォーク(森林浴と木道アート)
ボランティアの手によって毎年メンテナンスされている、キャンプサイトから奥地へと続く木道。
体森の木漏れ日を感じながら、川のせせらぎを聞いて歩く癒しのルート。
いたるところにアーティストによるユニークな木彫りアートやサインが隠されており、夜には美しくライトアップされ、歩くだけで心が躍る空間となっていました。
KIDS LAND(森の中の子供たちの楽園)
ファミリー層に大人気の、自然の木々を利用したプレイエリア。
丸太の手作りアスレチック、メリーゴーランド、森の音楽ワークショップなどが充実。
2026年も多くの「フジロック英才教育」を受ける子どもたちが、泥んこになりながら笑顔で駆け回っていました。
2026年が示した「フジロック」の未来FUJI ROCK FESTIVAL ’26は、伝説的なバンドの歴史的ステージを呼び戻す一方で、国内外の新しいポップ/ダンスカルチャーを大胆に取り入れ、見事に世代交代と多様性を証明しました。
激しい雨や山の厳しさに直面しても、それを「自然の醍醐味」として楽しみ、ゴミの分別を徹底してクリーンな環境を守り続ける観客の成熟したフェス文化(フジロック・スピリット)は今年も健在でした。
苗場の豊かな大自然、最高の音楽、美味しい食事、そして五感を解放するアクティビティ。
これらが三位一体となったフジロックは、ただの音楽イベントを超えた「3日間の理想郷」として、2026年も人々の記憶に深く刻まれた。
2026年の興奮が冷めやらぬまま、私たちの視線はすでにその先へ向いている。
1997年、天神山での伝説の雨から始まったフジロックが、2027年、ついに30周年という偉大な節目を迎える苗場の山々に鳴り響くであろう、歴史を塗り替える様々なアーティスト、そして30年間の絆が生む、あの圧倒的な一体感。
音楽、大自然、そして『フジロック・スピリット』のすべてが奇跡のように交錯するアニバーサリーイヤー。
2027年7月、私たちは再び苗場で、人生最高の3日間の目撃者になる。
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写真:宇宙大使☆スター





