ロキシー・ミュージックは2005年のワイト島フェスティバルより“Love Is the Drug”の映像が公開されている。
この公演からは以前に“Do The Strand”の映像も公開されている。
それぞれの映像はこちらから。
ロキシー・ミュージックはセカンド・アルバム『フォー・ユア・プレジャー』のデラックス・エディションが11月6日にリリースされることも発表されている。
1973年3月23日にアイランド・レコードから発売された『フォー・ユア・プレジャー』は『NME』から「英国アート・ロックの頂点」と評されるなど、現在まで数々の歴代名盤ランキングに選出されている。また、ブライアン・イーノが参加した最後のロキシー・ミュージックのアルバムとしても知られる。
今回のデラックス・エディションには未発表スタジオ音源、ソングライティング・スケッチ、リハーサル、アウトテイク、ライヴ・セッションなどが収録され、ブライアン・フェリーが『イン・エヴリ・ドリーム・ホーム・ア・ハートエイク』や『エディションズ・オブ・ユー』などを制作していた時期の貴重な自宅録音も、半世紀以上を経て初めて正式リリースされる。
リリース発表に合わせて未発表曲“Grey Lagoons (1971 Demo)”も公開されている。オリジナル・タイトルは“The Bogus Man (part 2)”で、1971年夏に制作された自主制作テープに収められていた音源となっている。デラックス・エディションには同曲のスタジオ・アウトテイクや1973年のモントルーでのライヴ音源も収録される。
デラックス・エディションでは、オリジナル・アルバムのリマスターに加え、フェリーによる未発表ソングライティング・スケッチ全20トラック、リハーサル、アウトテイク、ライヴ、シングル、インストゥルメンタルなどが収録される。DVDには1972~73年にBBCやドイツ、スイスのテレビ局で放送された貴重なパフォーマンスが収められる。
さらに116ページのブックレットには、新規インタビューをもとにしたエッセイ、未公開写真、歌詞や制作メモ、当時のマーケティング資料、ツアー日程などが掲載される。
今回の発売発表にあわせてブライアン・フェリーが当時を振り返るコメントを寄せている。
「心地よいプレッシャーだったよ。自分たちの作品を届けるべき聴き手がいる、それも知的なリスナーがね。ファースト・アルバムの時にはなかった、作品に対する責任感が芽生えた。特に歌詞に関してはね。バンド全体に、もっと先へ進みたいという強い気持ちがあった。もう一度スタジオに戻って、ファーストを超える傑作を作りたいという思いが、本当に強かった。ニック・デ・ヴィルがダービーシャーにコテージを持っていて、何日か使っていいと言ってくれた。だから、曲を書くことだけを目的にそこに籠ることにした。所有していた小さなルノー4に、キーボードやギター、アンプ、テープ・レコーダー、それにノートやペンなどをぎっしり積み込んでね。独特のシフトレバーを持つあの車に、荷物を満載にして運転して行ったのを覚えているよ。コテージはダービーシャー・デイルズの奥まった場所にあって、本当に人里離れていた。まず近くの農家で鍵を受け取って、そこから細い道を上がっていった。設備もごく質素だった。料理はできなかったから、食料は持ち込んでいたはずだけれど、とにかくやる気に満ちていた。完全にひとりきりで、曲を書くことだけに集中していたんだ。床一面に紙を広げて、『イン・エヴリ・ドリーム・ホーム・ア・ハートエイク』や『エディションズ・オブ・ユー』に取り組んでいたのを覚えている。あのコテージで過ごした数日間は、『フォー・ユア・プレジャー』を生み出す上で、決定的な時間だった」


