インディ映画の伝説ジム・ジャームッシュ監督最新作『ファーザー マザー シスター ブラザー』(11月20日(金)より全国公開/ギャガ配給、アートハウス映画レーベルNOROSHI第5弾)のキャラクタービジュアルが解禁。併せて、ジャームッシュ監督が本作に込めたコメントも到着。
ニュージャージーを舞台にした「FATHER」篇では、“風変りで、どこか食えない父”を演じるトム・ウェイツと、隠居する父の身を案じ家に訪れるも、どこか会話がかみ合わず困惑の表情をみせる息子と娘を演じるアダム・ドライバーとメイム・ビアリクの姿が切り取られている。
ダブリンを舞台にした「MOTHER」篇では、“厳格で昔気質な人気作家の母”を演じるシャーロット・ランプリングに、しっかり者の長女役のケイト・ブランシェット、対して自由奔放な次女役のヴィッキー・クリープス。それぞれの表情に浮かぶ緊張感から、家族3人の関係性がうかがえる。
そしてパリを舞台にした「SISTER BROTHER」篇では、両親を亡くし“孤独を分け合う双子の兄妹”にルカ・サバトとインディア・ムーアが。遺品に触れ両親がいた痕跡とかつての日々に思いを馳せるふたりの姿が映し出されている。
3つの都市、3組の家族。どこかに自分の姿を重ねてしまうような共感を呼ぶキャラクターたちを、豪華スターからユースカルチャーの新鋭まで、個性豊かなキャストが揃った。
併せてジム・ジャームッシュ監督が6年ぶりの新作となる本作に込めた想いを綴ったコメントが到着。
“『ファーザー マザー シスター ブラザー』は三部作であり、ある意味で私の過去作『ミステリー・トレイン』と物語構成に共通するものがあります。私はこの作品を一種の「アンチ・アクション映画」だと考えています。その静謐なスタイルは、まるで3つの繊細な花のアレンジメントに花が添えられるように、些細なディテールが積み重なっていくのをただ見守るために、入念に構築されています。その結果、観察的であり、価値判断を排した、小津、ブレッソン、カウリスマキ、ライカートらが体現するような「純粋な映画」が生まれたのです。
この映画は本質的にはコメディですが、そこにはある種の哀愁が織り交ぜられています。オスカー・ワイルドが言ったように、「人生は真剣に受け止めるにはあまりにも重要すぎる」。この言葉は、常に私の指針となってきました。“
小津安二郎など映画界の巨匠たちへのリスペクトを語るとともに、文豪の名言も引き合いに出しながら、普段多くを語らないといわれるジャームッシュ監督が本作のテーマを明かした。
ジム・ジャームッシュの原点回帰にして、家族という新たなテーマをどのように描くのか、ぜひ映画館で味わってほしい。
『ファーザー マザー シスター ブラザー』は11月20日(金)より全国公開。
ファーザー マザー シスター ブラザー
脚本・監督:ジム・ジャームッシュ
出演:トム・ウェイツ/アダム・ドライバー/メイム・ビアリク/シャーロット・ランプリング/ケイト・ブランシェット/ヴィッキー・クリープス/インディア・ムーア/ルカ・サバト
配給:NOROSHI ギャガ
英題:FATHER MOTHER SISTER BROTHER /2025年/アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、アイルランド、ドイツ/カラー/ビスタ/4K/5.1ch/111分
/字幕翻訳:石田泰子/レーティング:G
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