ドクターマーチンはジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーのアートワークをモチーフにした3種類のブーツを発売することを発表している。
今回発表された3種は、いずれも公式サイトが「オリジナルのドクターマーチンのブーツ」と称するブランドのクラシックなモデル「1460 8ホールブーツ」となっている。
3種類のデザインのうちの一つは、ジョイ・ディヴィジョンがリリースした2枚のアルバムの1枚である『アンノウン・プレジャーズ』のアートワークの波打つ電波を、黒色のブーツの側面とつま先部分に施したものになっている。また、ニュー・オーダーによる1989年発表作品『テクニーク』と1983年発表作品『権力の美学』のアートワークを用いて、前者をモチーフにしたピンクと紫で彩られたブーツと、後者をモチーフとした花柄模様がブーツの下半分に描かれたブーツも発売される。
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ドクターマーチンのウェブサイトではジョイ・ディヴィジョンをモチーフにしたブーツについて「バンドのサウンドのように衝撃的かつ生々しく、緊迫感に満ちている」と評されており、一方で『テクニーク』のブーツについては「当時のヘドニズムを表現している」と説明されている。ブーツのデザインに起用されている3枚のアルバムのアートワークは、すべてピーター・サヴィルによってデザインされている。
前述の3種類のブーツのほか、同デザインの3種類のTシャツも販売され、6月15日より全国のドクターマーチンショップにてそれぞれ各2万8,000円(税抜)と各9,000円(税抜)で発売される。
一方、元ニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョンのベーシストであるピーター・フックは昨年テイラー・スウィフトやリアーナの「奔放なスピリット」が気に入っていることを明かしている。
「いろいろな理由で彼女たちを気に入ってるんだ」とピーター・フックは『NME』に語っている。「リアーナみたいな人についてはダンス・ミュージックを大いに受け継いでるところが気に入ってるね。イングランドで1986年から87年に起こったことがなければ、リアーナは存在しなかったわけでね。俺は彼女のアティテュードが好きなんだ。一層クールなマドンナって感じだよ」
「テイラー・スウィフトのような人物についてはさ、頑張ってほしいよね。彼女の音楽を気に入らない人はいるかもしれないけど、性的に間違ったことをした男に立ち向かったわけでね。ミュージシャンから騙し取ってるって、スポティファイにも立ち向かったんだ。ミュージシャンも組合もそんなことできないけど、テイラー・スウィフトはやってのけたんだよ」