映画『スパイナル・タップ』、日本劇場初公開に寄せて著名人からの応援コメントが到着

映画『スパイナル・タップ』が6月16日より新宿武蔵野館ほか全国ロードショーで日本初公開されるのに寄せて著名人からの応援コメントが到着している。

映画『スパイナル・タップ』は『スタンド・バイ・ミー』、『恋人たちの予感』、『ミザリー』で知られるロブ・ライナー監督が1984年に制作した初監督作品で、ロック・モキュメンタリーでは映画史に残る傑作となっている。

今回到着した応援コメントは以下の通り。

大槻ケンヂ(ミュージシャン)
バンドマンとしてこれほど身につまされて爆笑させられて泣かされるロックバンドあるある映画は他に無いです。ドキュメント風フィクション映画としても超一級品の大名作。

マーティ・フリードマン(ギタリスト)
『スパイナル・タップ』はアメリカのロックミュージシャンの聖書のような存在感です。知らないロッカーは1人もいません。最初から最後まで、ロックミュージシャンの”あるある”シチュエーションとハプニングが続きます。でも一番感動的で不思議な事は、この映画はロック/メタルブームになる前に作ったということ。将来の予言オンパレード。昔作られた映画なのに、今でもロックの世界のことを正確に示しています。ロック映画の中でも、この映画の影響はダントツに大きいです。メタリカの革命的な「ブラック・アルバム」はまさに「スパイナル・タップ」からの影響です。洋楽界の常識を覗きたいなら、『スパイナル・タップ』はマストです!

伊藤政則(音楽評論家 / MASA ITO)
女王陛下も爆笑(したかもしれない)面白さ。
大英帝国の誇りを感じさせる、ブラックなセンス・オブ・ユーモアの切れ味は、あのモンティ・パイソンも裸足で逃げ出した。
しかし、底知れぬメタル愛に満ちた作品でもある。

ROLLY(ミュージシャン)
泣いて笑って喧嘩して!
以降の、ありとあらゆるロック映画に多大なる影響を与えた偉大なる元祖天才バカボンだ!
ロックンロール!!!!

二井原 実 (LOUDNESS))
確か”SPINAL TAP”を始めて観たのは85年の全米ツアー中、ツアーバスの中だったと思う。映画に出てくる数々の爆笑エピソードがプロのロックバンドマンにとってはあまり笑えなかったりする。何故なら、ロックバンドマンならあのエピソードに近いことを数々経験しているはず・・・だからだ。楽屋からステージにたどり着かなかったり、ステージ上での間抜けなトラブル、飛行場でのトラブル…etc,我々も数々経験している。コメディー映画ではあるのだが、ちょっと泣けるのは、ロックバンドマンのペーソスを端々に感じ、何かしら”SPINAL TAP”にシンパシーを感じるからだろう。字幕のテンポが良く、スラングやギャグも上手に翻訳されていて違和感が無い。特にロック業界関係者は爆笑必至!ロックファン必見のロッカメンタリー映画だ!

Paul Shortino (Rough Cutt, Paul Shortino)
Hi this is Paul Shortino!
From Rough Cutt, Quiet Riot & Duke Fame of This is Spinal Tap.
I’ve been waiting in the lobby for the limo for 30 years now for Spinal Tap to make into theaters in Japan! That day
has come and my Limo has arrived!
Off to the Normo dome! Big Love 😎🎤

ハイ!俺はポール・ショーティノ。
ラフ・カットから、スパイナル・タップのデューク・フェイムとして登場した。
俺は、『スパイナル・タップ』が日本で劇場公開されるのをホテルのロビーでリムジンを待つ様に30年間ずっと待ってたんだ!
その日がやっと来た。(映画の中に出てきた)エノルモドームから出発するぞ!ビックラブ♡

柴田直人 (ANTHEM)
1987年、既に僕は、アルバムのミックスとプロデュースを担当してくれたクリス・タンガリーデスから「スパイナル・タップ」について、しょっちゅう話を聞いていた。かの“モンティパイソン”を生み出したブラックユーモア文化の塊のような大英帝国で一斉を風靡したこの作品は、単に“面白い”とか“笑える”とかという次元を超えて、まさにあのメタル文化が産み落とした、アイコンの一つとさえ言えるだろう。徹底したコンセプトと細部にまで拘っている描写によって、並のメタルを題材とした作品などよりも、メタルミュージックの真髄を突いていると思うし、「あぁ、ホントわかるな〜この感じ!」と、自分の経験上いちいち思い当たる事がある。かつてのメタル文化の放っていた、狂気とエネルギーをも見事に表現できているので、その時代を知らない方が擬似体験するのにも良い材料になるはずだ。とはいえ、、、とにかく面白いわ。

映画の予告編はこちらから。

映画の詳細は以下の通り。

監督:ロブ・ライナー 製作:カレン・マーフィ
出演:ロブ・ライナー、マイケル・マッキーン、クリストファー・ゲスト、
1984年/アメリカ/82分/ビスタ/原題:THIS IS SPINAL TAP 
提供:キングレコード 配給:アンプラグド

更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。

http://spinaltap.jp

関連NEWS

  1. Queen

    映画『ボヘミアン・ラプソディ』だけを上映する爆音映画祭が大阪・MOVIX堺にて開催決定

  2. 映画『パリタクシー』

    映画『パリタクシー』本編映像を解禁

  3. The Beatles

    The Beatles、日本で『ゲット・バック』ルーフトップ・コンサート版のアンコール上映が決定

  4. 『カラーパープル』メイキング風景満載の特別映像を解禁

  5. Pearl パール

    A24製作映画史上、もっとも無垢なシリアルキラーが誕生『Pearl パール』7月7日に日本公開決定

  6. Coolio

    Coolioの“Gangsta’s Paradise”、映画『ソニック・ザ・ムービー』がきっかけで再生回数が急上昇

  7. オッペンハイマー

    クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』、第96回アカデミー賞® 《作品賞》ほか最多7部門受賞

  8. The Son/息子

    『The Son/息子』よりアカデミー賞作家フロリアン・ゼレール監督インタビュー映像が公開

  9. リル・バック ストリートから世界へ

    『リル・バック ストリートから世界へ』 日本限定のポスタービジュアル&場面写真解禁

  10. リバイバル69

    『リバイバル69』予告&場面カット解禁

  11. 爆音映画祭 in MOVIX京都、『ボヘミアン・ラプソディ』の追加上映が決定

  12. ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド

    『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』大ヒットを祝してトークイベント開催

  13. 『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』バイきんぐ・小峠英二メッセージ映像解禁&公開記念オンライン生配信番組開催

  14. 映画「ゾッキ」

    映画「ゾッキ」サントラにChara×HIMI、ドミコ、ドレスコーズ、Salyu、AAAMYYY、小山田圭吾ら参加

  15. 『バーナデット ママは行方不明』再び創作に情熱を燃やすきっかけとなる重要な本編シーン解禁

  1. BUMP OF CHICKEN

    BUMP OF CHICKEN、TVアニメ『ダンジョン飯』とのスペシャルムービー…

    2024.03.28

  2. 04 Limited Sazabys

    04 Limited Sazabys、15周年記念の日本武道館公演2Daysより「Finder…

    2024.03.28

  3. Beyonce

    Beyonce、『act ii Cowboy Carter』のトラックリストを公開

    2024.03.28

  4. Bob Marley

    Bob Marley、伝記映画『ONE LOVE』のサウンドトラックが日本でのみC…

    2024.03.28

  5. 『マイ・スイート・ハニー』日本公開記念!韓国の国民的俳優ユ・へ…

    2024.03.28

  6. Slipknot

    Slipknot、ゲーム『デッド・バイ・デイライト』に8種のマスクが登…

    2024.03.28

  7. The 1975

    The 1975、8年ぶりに初期のレア曲「Anobrain」をライヴで披露

    2024.03.28

  8. ザ・ウォッチャーズ

    『ザ・ウォッチャーズ』”禁断の3つのルール”が明らかに―ガラス貼り…

    2024.03.28

  9. Taylor Swift

    Taylor Swiftの父親、カメラマンに暴行を振るったとされる件で起訴…

    2024.03.28

  10. Pete Townshend

    Pete Townshend、死ぬ前にもう一度最後のワールド・ツアーをやりた…

    2024.03.28

  1. METROCK2024、タイムテーブル&第6弾出演アーティスト発表

    2024.03.27

  2. ARABAKI ROCK FEST.24

    ARABAKI ROCK FEST.24、セッションゲスト発表

    2024.03.26

  3. Slow LIVE

    「大人のミニフェス」Slow LIVE、今年も東京・池上本門寺にて8/30(…

    2024.03.22

  4. GREENROOM FESTIVAL

    GREENROOM FESTIVAL ’24、第六弾出演アーティストを発表

    2024.03.19

  5. FUJI ROCK FESTIVAL

    FUJI ROCK FESTIVAL ’24、第3弾ラインナップを発表

    2024.03.15

  6. COMING KOBE

    COMING KOBE24、第4弾出演アーティスト発表

    2024.03.15

  7. SiM

    SiM主催フェス「DEAD POP FESTiVAL 2024」、出演アーティスト第一弾…

    2024.03.14

  8. 04 Limited Sazabys

    04 Limited Sazabys主催の野外フェス<YON FES 2024> 第1弾出演アー…

    2024.03.13

  9. RISING SUN ROCK FESTIVAL

    RISING SUN ROCK FESTIVALホームページがリニューアル

    2024.02.29

  10. 山人音楽祭

    山人音楽祭2024、開催決定

    2024.02.03