エミネムは現地時間6月16日に出演したファイアフライ・フェスティバルのヘッドライナーとしてのステージの前に物議を醸した銃声に似た効果音の使用についてメッセージを出している。
エミネムは現地時間6月9日に出演したボナルー・フェスティバルのステージで銃声に似た効果音を使用したとして物議を醸している。その後、エミネムのマネージャーであるポール・ローゼンバーグはライヴで使用した効果音について「パイロの衝撃によって作り出された重低音」だとして銃声を効果音として使用したことを否定している。
エミネムは今回、ファイアフライ・フェスティバルのステージが開演する前にステージ横のスクリーンにメッセージを表示している。
「もしも大きな音を怖いと感じやすかったり、露骨な歌詞を不快に感じやすいというのであれば、ここにいない方がいいでしょう」とメッセージには綴られており、文章の一番最後にはエミネムの名前が記されている。また、『USAトゥデイ』紙の報道によればエミネムはこの日のステージでも物議を醸した当該の効果音を使用していたという。
ファンの一人はエミネムがボナルー・フェスティバルで銃声に似た効果音を使用したことについて、昨年にはラスベガスの「ルート91・ハーヴェスト・フェスティバル」で銃乱射事件が起きていることもあり、「すごく無責任だし不愉快」と述べている。「ルート91・ハーヴェスト・フェスティバル」では、マンダレイ・ベイ・ホテルの部屋の窓からフェスティバル会場が銃撃され、58人が犠牲になっている。
エミネムはボナルー・フェスティバルの前週にはガヴァナーズ・ボールにもヘッドライナーとして出演している。エミネムはガヴァナーズ・ボールの最終日となったステージで、50セントやスカイラー・グレイ、フレッシャーらをゲストとして招いたほか、ニッキー・ミナージュとの交際の噂にも言及していた。