アヴィーチーの両親は、新たにアヴィーチーの追悼サイトを立ち上げ、ファンらに彼についての思い出を共有してもらえるよう呼びかけている。
本名をティム・バークリングというアヴィーチーは、現地時間4月20日に自殺と見られる原因で亡くなっており、遺体は滞在していたオマーンにあるホテルの一室で発見されている。享年28歳だった。
アヴィーチーの遺族は今回、アヴィーチーのウェブサイトである「avicii.com」に、ファンらが自分たちにとってアヴィーチーがどんな存在だったのかを投稿することができる追悼サイトを立ち上げている。
「ティムは、忘れられることのない思い出と共に、世界中の人々を繋げるような音楽を作り上げたのです」とウェブサイトには綴られている。「私たちは皆さんが思い出を共有でき、アヴィーチーがあなたにとってどんな存在だったのかを世の中に知ってもられるような場所を作りました。彼の音楽も、あなたの思い出も永遠です」
アヴィーチーの父親であるクラス・バークリングは先日、アヴィーチーの代理としてスウェーデンの音楽賞の授賞式に出席して、ファンから寄せられた「驚くべき追悼の意」への感謝を述べている。アヴィーチーは現地時間8月15日に開催されたスウェーデンの音楽賞「ロックビョーネン」の授賞式で、“Without You”がファン投票によるソング・オブ・ザ・イヤー賞を授賞している。
「今夜この場所に立って、皆さんがティムと(アヴィーチーのコラボレーターである) サンドロ・カヴァッザにこの素晴らしい賞を与えてくれたこと、そして素晴らしい楽曲である“Without You”に投票してくれた皆さんに感謝を述べられることを嬉しく思っています」とクラス・バークリングは受賞スピーチで語っている。
「それから、おそらく最も伝えたいこととして、ティムや彼の音楽に捧げてくれた皆さんからのあらゆる驚くべき追悼の意に感謝しています。彼のファンや他の方々、教会、学校、フェスティバル、その他のあらゆる場所での追悼に感謝します」
一方で、アヴィーチーは生前に取り組んでいたコールドプレイのクリス・マーティンが参加した楽曲が間もなくリリースされる可能性が浮上している。