グランドハイアット東京にて6日間に渡り行われた、YOSHIKIのプレミアムディナーショー「EVENING WITH YOSHIKI 2018 IN TOKYO JAPAN 6DAYS 5TH YEAR ANNIVERSARY SPECIAL」が、9月1日(土)感動のフィナーレを迎えた。
今年で5年目となったディナーショーは、7月13日(金)~16日(月)と8月31日(金)、9月1日(土)の合計6日間に渡り、6公演のディナーショーと、4公演のブレックファストショーをあわせた全10公演を開催。例年競争率の高いことで知られてはいるものの、今年の勢いは特に凄まじく、一般先行抽選時にはなんと100倍を超えるほどの人気で、瞬く間に全公演が完売したほど。『過去最多公演数にして、過去最高の競争率』 と、米グラミーのサイトでも記事になるなど、日本のみならず海外からの注目も集めていた。
海外からの来場者も多く、イギリス、アメリカ、中国、香港、デンマーク、タイ、インドネシアなど、日本のみならず世界各国から多くのファンが訪れ、会場は大きな賑わいを見せた。公演後、早くも次回公演を熱望する声が殺到している。
ショーは、X JAPANの名曲『THE LAST SONG』から始まり、天皇陛下御即位10年奉祝曲『Anniversary』、米ゴールデングローブ賞テーマ曲『Golden Globe Theme』や、愛知万博公式テーマ曲『I’LL BE YOUR LOVE』、盟友HIDEとTAIJI、亡き父に捧げると演奏された『Without You』、また『MIRACLE』、『紅』、『ART OF LIFE』など、YOSHIKIが手掛けた名曲の数々が披露された。
また途中には、YOSHIKIのドラム演奏というサプライズの仕掛けや、虹色のレーザーに包まれた幻想的な空間に「YOSHIKIMONO」をまとったモデルたちが登場するファッションショーなどもあり、さらに今年は、牧阿佐美バレヱ団とのコラボパフォーマンスが実現。『SWAN LAKE』と『FOREVER LOVE』のピアノ演奏と共にバレエダンサーたちの舞う優雅なステージは、会場中を魅了した。
ストリングスと、海外から招いたゲストボーカリストらが花を添えた、約3時間におよぶ計16曲が演奏されたステージは、ミラーボールの光に包まれながら会場中が大合唱する『ENDLESS RAIN』で感動的なフィナーレを迎えた。
最終日のブレックファストショーでは、ファンからのリクエストにこたえて、現在NHKで放送されている「進撃の巨人」オープニングテーマ曲『レッドスワン』のフルバージョンや、ベートーヴェンの「月光」を演奏するなど、突然のサプライズも。また幕張のチケット応募で全滅してしまったファンに対して、「残念だったね(笑)」と笑顔で答えるなど、客席が大盛り上がりのトークもとても印象的だった。そしてカーテンコールでは、観客からのプレゼントを、1人ずつ時間をかけてすべて受け取るという、ファンにとっては忘れる事のできない最高の時間もあり、“年に一度だけの至近距離のYOSHIKI”は、まさにこのディナーショーならではの醍醐味であった。
また今年も会場には世界各国からのVIPが多数来場し、FCバルセロナ所属のジェラール・ピケ選手や、元MLBバリー・ボンズ選手をはじめ、元駐米大使、元駐英大使など国際色豊かなVIPたち、そして楽天の三木谷会長やKAWAIの河合会長も訪れるなど、世界を股に掛け活躍するYOSHIKIの幅広い交友関係が垣間見えた。
そして例年開催されているチャリティーオークションでは、私物や撮影で使用した貴重な衣装など、全10公演で計34アイテムを出品。オークション落札総額は、なんと6,926万円となった。チャリティーオークションの落札金額は、YOSHIKIが運営する米国非営利公益法人501(c)(3) 「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、国内外の慈善団体や災害支援金として全額寄付される。YOSHIKIは7月、西日本豪雨災害の被災地へ1000万円の寄付をしているほか、8月26日には「24時間テレビ」への出演時に300万円の目録を持参。出演料を受け取らずオファーを快諾したことも明かしており、チャリティー活動は「自身のライフワークとして生きている限り続けていきたい。」と語っている。
史上最多公演となった全10公演を終え、YOSHIKIは最終日のMCで「まだ世界の壁を壊せていない自分がいるけど、苦しいときファンのみんなの声が聞こえてきて支えてくれている。みんなの力を借りて世界に挑戦していきたいと思います。皆さん、応援お願いします。」と、感極まり涙ぐむと、会場は歓声と拍手に包まれた。
これほどの至近距離でYOSHIKIのパフォーマンスを堪能することのできる、年に一度の貴重な機会であるこのディナーショーは、年々華麗に進化し続けている。オークション落札者のファンのカップルが、数日後に入籍を控えていることを知ると、即興で結婚行進曲を演奏したり、誕生日を迎える落札者のファンに向けてはバースデーソングを演奏しお祝いする場面も見られるなどという、このようなスペシャルなライブは他にない。
また、チケットを手にした極限られたファンしか見ることのできないこのショーは、「YOSHIKI CHANNEL」で一部生中継され、来場することのできなかったファンからも大好評であった。
YOSHIKIはこの後休む間もなく、北米やヨーロッパで行われるイベントに参加する予定。その後、日本での記者会見出席や、X JAPANとして「テレビ朝日ドリームフェスティバル 2018」への出演、そして10万人規模の大型ライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」の開催を控えている。ディナーショー10公演を完走した勢いそのまま、多忙な日々は続いていく。