ボブ・ディラン、『血の轍』のセッションを収録したブートレッグ集第14弾のリリースが決定

ボブ・ディランはブートレッグ・シリーズの第14集となる『モア・ブラッド、モア・トラックス』が完全生産限定デラックス版とスタンダード版で11月2日に世界同時リリースされることが決定している。 本作はボブ・ディランが1974年におこなった重要な6回のレコーディング・セッション、ニューヨークの4日間(9月16、17、18、19日)とミネアポリスの2日間(12月27、30日)を収録したものとなる。このセッションでディランは1975年発売の名作『血の轍(ブラッド・オン・ザ・トラックス)』を完成させている。 『血の轍』は、元々1974年9月にニューヨーク・シティで四日間に渡って録音された。すぐにアルバムはマスタリングされ、テスト盤の配布も始まった。ところがその録音から3ヶ月後、ディランは、アルバムはもっと別のアプローチで作られるべきだと感じ、12月末に収録曲のうちの5曲をミネアポリスのサウンド80スタジオで録音し直している。ニューヨーク・セッションのごく一部は海賊盤業者やコレクターに流出したが、今まで全貌はどんな形でも発表されることはなかった。 スタンダード・エディション(CD1枚)では、オリジナル・アルバムに収録された10曲が、すべてニューヨーク・セッション録音の別バージョンで収録され、“Up to Me”の未発表別テイクも収録される。 デラックス・エディション(完全限定盤/CD6枚組)には、ニューヨーク・セッションのアウトテイク、未完成なども含めたすべてと、ミネアポリスのサウンド80セッションの現存する5曲が録音順にまとめられている。 『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』のライナーノーツにジェフ・スレイトはつぎのように記している。「スタジオのディランはヘッドフォンをつけることさえせずにライヴですばらしい演奏を――彼が録音したなかでも最高の演奏を――次々と録音している。ほかの多くの演奏者たちと違って、サウンドの完成度を高めるためのオーヴァーダブもほとんど施していない。録音された曲のなかには、ディラン――ギターとハーモニカと一連な偉大な曲を携えたひとりのシンガー ――がいて、適切な箇所で聞く者の心を躍らせ、必要な箇所で聞く者の心を打ち砕く……またここに収められた歌と演奏は、僕たちが聞いたどのヴァージョンよりも純粋な状態にある。アルバム『血の轍』制作のとき、ディランはプロデューサーのフィル・ラモーンに命じて、ほとんどのマスターの速度を2パーセントから3パーセント、上げるよう指示した。この方法は、1960年代から70年代にかけて、とくにAMラジオ向けのレコードに頻繁に用いられた。そうすることで曲の勢いが増し、リスナーの気をひきやすいと考えられていたのだ。公式のものも非公式のものも、これまで発表されていたニューヨーク・セッションの曲のほとんどは、ディランの要請によって速度を上げたヴァージョンだった。『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』で初めて、ディランが録音したときのままの形の曲を聞くことができる」 本作からは“If You See Her Say Hello”のテイク1の音源が公開されている。 10月12日(金)までに『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』 デラックス・エディション完全生産限定盤を、ご予約頂いた方には、早期予約特典として『モア・ブラッド、モア・トラックス モア缶バッチコレクション(5個セット)』がプレゼントされるという。 リリースの詳細は以下の通り。

ボブ・ディラン 『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』  スタンダード・エディション 2018年11 月2日世界同時発売予定 英文完全翻訳掲載のカラー・ブックレット 書下ろし解説・歌詞・対訳付の日本版ブックレット Blu-Spec CD 2 1枚組(SICP31210 / ¥2,400+税) 1. ブルーにこんがらがって (9/19/74, Take 3, Remake 3) 2. 運命のひとひねり (9/16/74, Take 1) 3. 嵐からの隠れ場所 (9/17/74, Take 2) 4. きみは大きな存在 (9/16/74, Take 2) 5. 雨のバケツ (9/18/74, Take 2, Remake) 6. 彼女にあったら、よろしくと (9/16/74, Take 1) 7. リリー、ローズマリーとハートのジャック (9/16/74, Take 2) 8. 朝に会おう* (9/19/74, Take 1, Remake) 9. 愚かな風 (9/19/74, Take 4, Remake) 10. おれはさびしくなるよ (9/17/74, Take 1, Remake) 11. アップ・トゥ・ミー (9/19/74, Take 2, Remake) *を除き全て未発表

ボブ・ディラン 『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』 デラックス・エディション完全生産限定盤(6枚組) 2018年11 月2日世界同時発売予定 未発表写真満載の豪華フォト・ブック(輸入) 英文解説ブックレット(輸入) 三方背BOX(輸入) 英文の完全翻訳・書下ろし解説・歌詞・対訳付の日本版ブックレット Blu-Spec CD 2 6枚組(SICP31211-6 / ¥20,000+税) DISC 1 A & R Studios, New York September 16, 1974 1. 彼女にあったら、よろしくと(テイク 1)– solo 2. 彼女にあったら、よろしくと*(テイク2)– solo 3. きみは大きな存在(テイク 1)– solo 4. きみは大きな存在(テイク 2)– solo 5. 運命のひとひねり(テイク 1)– solo 6. 運命のひとひねり(テイク 2)– solo 7. きみは大きな存在(テイク 3)– solo 8. アップ・トゥ・ミー(リハーサル)– solo 9. アップ・トゥ・ミー(テイク 1)– solo 10. リリー、ローズマリーとハートのジャック(テイク 1)– solo 11. リリー、ローズマリーとハートのジャック(テイク 2)– solo

DISC 2 A & R Studios, New York September 16, 1974 1. 運命のひとひねり(テイク 1A) – with band 2. 運命のひとひねり(テイク 2A) – with band 3. 運命のひとひねり(テイク 3A) – with band 4. コール・レター・ブルース(テイク 1)– with band 5. 朝に会おう*(テイク 1)– with band – edited version included on Blood On The Tracks test pressing and previously released on Blood On The Tracks 6. コール・レター・ブルース*(テイク 2)– with band – previously released on The Bootleg Series, Vols. 1-3: Rare and Unreleased, 1961-1991 7. 愚かな風(テイク 1)– with band 8. 愚かな風(テイク 1、リメイク)– with band 9. 愚かな風(テイク 3、インサート)– with band 10. 愚かな風(テイク 5)– with band 11. 愚かな風(テイク 6)– with band 12. おれはさびしくなるよ(リハーサル、テイク 1)– with band 13. おれはさびしくなるよ(テイク 2)– with band 14. おれはさびしくなるよ(テイク 3)– with band 15. おれはさびしくなるよ(テイク 4)– with band 16. おれはさびしくなるよ(テイク 5)– with band 17. おれはさびしくなるよ(テイク 6)– with band

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