リアーナは人種差別に抗議したコリン・キャパニック元選手への支持を示すため、来年のスーパーボウルのハーフタイム・ショウに出演することを辞退したと報じられている。
リアーナはナショナル・フットボール・リーグ(NFL)から来年のハーフタイム・ショウの第一候補に選ばれていたが、コリン・キャパニック元選手を支持して辞退したという。サンフランシスコ・フォーティナイナーズのクォーターバックであったコリン・キャパニックは2016年、アメリカ警察の人種差別的な暴力に抗議して、国家斉唱中に起立せず片膝をつく行動を最初に行ったNFL選手として知られている。この行動は大きな議論を巻き起こし、彼は現在どのチームとも契約できていない。
「リアーナは来年のスーパーボウル・ハーフタイム・ショウの最有力候補でした」と情報筋は「エンタテインメント・トゥナイト」に語っている。
「CBS放送とNFLはまずリアーナに出演をはたらきかけたのですが、彼女はオファーを吟味した結果、NFLや選手たちの膝をつく行為をめぐる状況を理由に断ることを決めたようです」
情報筋はさらに次のように続けている。「彼女は選手やコリン・キャパニックを支持しているんです」
「オファーと出演はニュー・アルバムやツアーを計画中のリアーナにとって大きな価値があったはずですが、彼女は自分の目に正しいと思われることにこだわったようです」と情報筋は続けている。
また、2月にはピンクがハーフタイム・ショウの出演依頼を受けているとも言われていたが、交渉は序盤で失敗し、彼女の出演は見込めないという。
一方、先月にはマルーン5の出演が最有力とも報じられている。
『ヴァラエティ』誌の報道によれば、マルーン5は2019年のハーフタイム・ショーへの出演を求められているとのことで、2人の匿名の情報筋が語っている。バンドの担当者も、NFLの担当者もこの新たな報道にコメントしていない。
2019年のスーパーボウルは2月3日、ジョージア州アトランタにあるメルセデス・ベンツ・スタジアムで行われる。