フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、中間選挙に先駆けた政治集会でヤー・ヤー・ヤーズやベックと共演してパフォーマンスを行っている。
デイヴ・グロールは「ザ・ラスト・ウィークエンド」と題されたイベントの中で、ヤー・ヤー・ヤーズのヒット曲“Heads Will Roll”のパフォーマンスにドラマーとして参加している。「ザ・ラスト・ウィークエンド」は、民主党候補を応援する有志の選挙管理団体であるスウィング・レフトによって、現地時間11月6日に行われる中間選挙に向けて企画されたものとなっている。
ヤー・ヤー・ヤーズのカレンOは“Heads Will Roll”をパフォーマンスする前に次のように語りかけている。「私が伝えたいのは、私はここにいられることをすごく幸せに思っていて、『スウィング・レフト』をサポートできることを嬉しく思っているっていうことよ!」
「火曜日(11月6日)に勝つ準備はできてる? 私は勝つ準備ができてるわ!」
“Heads Will Roll”のパフォーマンス映像はこちらから。
「ザ・ラスト・ウィークエンド」には他にマーサ&ルーファス・ウェインライト、モービー、ザ・バード・アンド・ザ・ビー、俳優のアダム・スコットらが出演している。
デイヴ・グロールはベックのパフォーマンスにも参加して、“Where It’s At”とシックの“Good Times”のカヴァーに参加している。
ベックらのパフォーマンス映像はこちらから。
ベックとデイヴ・グロールがスウィング・レフトのために共演するのは今回が初めてではなく、今年9月にも資金集めのパーティーで共演している。
デイヴ・グロールはトランプ政権を激しく非難しており、以前にはドナルド・トランプ大統領について「恥」だと批判している。一方で、2020年のアメリカ大統領選に自身が出馬する可能性は否定している。
今回のベックとの共演は、フー・ファイターズとしてのツアーで多忙を極めた1年の中で、デイヴ・グロールがツアーから離れて行った数少ない活動の一つとなっている。