レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーは週末に行われたオースティン・シティ・リミッツ・フェスティバルのヘッドライナーのステージでトム・ペティをカヴァーしている。

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トム・ペティは10月2日に享年66歳で亡くなっており、それを受けてコールドプレイやザ・ナショナル、ファーザー・ジョン・ミスティ、ザ・キラーズらはライヴでカヴァーを披露している。
オースティン・シティ・リミッツ・フェスティバルでのヘッドライナーのステージで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズはファンカデリックの“What is Soul?”のカヴァーをトム・ペティに捧げており、フロントマンのアンソニー・キーディスは次のように語っている。「トム・ペティ、もし見ていてくれるなら、この曲をあなたに。あなたは無駄死にしたわけではなかった」
その後、ギタリストのジョシュ・クリングホッファーはトム・ペティのアルバム『フル・ムーン・フィーヴァー』に収録の“A Face in the Crowd”をカヴァーしている。
その時の模様はこちらから。
Non ringraziatemi! Rifatevi le orecchie con la sua voce angelica. pic.twitter.com/xQmhi2thW6
— Rhaegar in my mind🦁 (@penniman_83) October 8, 2017
トム・ペティの死を受けて音楽界の同胞からは追悼の声が寄せられており、ブルース・スプリングスティーン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターもコメントを寄せている。
トム・ペティの訃報は長年にわたってトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのマネージャーを務めてきたトニー・ディミトリアディスは遺族に代わって発表されている。
トム・ペティはザ・ハートブレイカーズを1976年に結成し、同年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースしている。同作には名曲“American Girl”が収録されている。大きなブレイクを果たしたのは1979年発表の『破壊(Damn The Torpedoes)』で、最新作は2014年発表の通算13作目『ヒプノティック・アイ』となっている。
トム・ペティはトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの活動に加え、1988年にボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ロイ・オービソンと共にトラヴェリング・ウィルベリーズを結成している。