細野晴臣の、アルファレコードからリリースされたソロアルバム「はらいそ」「フィルハーモニー」が5月15日に再発売される事が決定した。
この2作品に続いて、エピック・ソニー時代の「omni Sight Seeing」「MEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge」も発売される予定となっている。
「はらいそ」はYMO結成前の1978年に発表した細野晴臣&イエロー・マジック・バンド名義のソロ作品。
「トロピカル・ダンディー」(1975年)、「泰安洋行」(1976年)に続くトロピカル三部作の完結編。坂本龍一、大貫妙子、鈴木茂ほかが参加した魅惑的でエキゾチックな楽園ミュージックの名盤。
「フィルハーモニー」はYMO在籍時に高橋幸宏と共同で設立した、YENレーベルの第1回目の作品として1982年に発表されたソロ作品。
加藤和彦、立花ハジメ、上野耕路ほかが参加し、自身が設計に関わったLDKスタジオで、じっくり練り上げ制作された傑作。
2作品共、砂原良徳による最新デジタルリマスタリングによるSACDハイブリッドと、アメリカ・ハリウッドのバーニー・グランドマン・マスタリング(Bernie Grundman Mastering)にてカッティングを行うアナログ盤の2形態で発売される。
細野晴臣は海外からの評価が高まっており、5月28日より行われる自身のアメリカツアーに合わせ、世界配信も5月15日に開始となる事も決定している。