デイヴ・グロールとジョシュ・ホーミはモリッシーを引き合いに出してビリー・アイリッシュに賛辞を寄せている。
デイヴ・グロールは娘がビリー・アイリッシュを聴き始めたのを受けて、自身もビリー・アイリッシュのファンになったことを明かしていた。ビリー・アイリッシュはそれに対してデイヴ・グロールの音楽を聴いて育ってきたことを説明し、「冗談でしょ」と応じている。
ジョシュ・ホーミのラジオ番組「アリゲイター・アワー」に出演してデイヴ・グロールは今回、モリッシーを引き合いに出してビリー・アイリッシュについて語り、初めてライヴを観た時に「爆発しようとしているものに加わっていると感じたんだ」と説明している。
「彼女には観客との繋がりがあるんだよね。モリッシーみたいなんだ」とデイヴ・グロールは語っている。「あのライヴにいたキッズたち、いやキッズだけじゃないな。あそこにいた人たちはあのシーンが世界かのようにのめり込んでいる感じだったよね」
デイヴ・グロールの勧めでビリー・アイリッシュを聴いたというジョシュ・ホーミも賛辞を寄せており、ビリー・アイリッシュのインパクトについて「何かが始まったんだ」と語っている。
デイヴ・グロールはこのインタヴューでビリー・アイリッシュの2017年の楽曲“idontwannabeyouanymore”について「すごく美しく」て「ヘヴィ」だとも語っている。
デイヴ・グロールは以前にもビリー・アイリッシュについてニルヴァーナを引き合いに出して、その観客との繋がりについて「本物」であり、「ロックンロール」だと評していた。
「ビリー・アイリッシュのような人を見るとね、そうだな……ロックンロークは死に際になんか向かっていないと思うんだ」
一方、ビリー・アイリッシュは「ポップの新たな顔」のようなレッテルを貼られたくないと語っている。「人間のおかしいところはすべてにレッテルを貼らなきゃいけないと思ってるところよね。でも、私たちはそんなことしないわ」