デビュー10周年での初の試みとして開催された日本武道館でのワンマンライブが満員御礼の中で終了し、なにかと話題を集めているOKAMOTO’Sから新たなニュースが届いた。新曲『新世界』が9/20(金)より公開される映画「HELLO WORLD」の主題歌として発表されることが決定したという。
この映画は「時をかける少女」(2006年)、「サマーウォーズ」(2009年)で細田守監督の助監督を務めたのち、劇場初監督作品「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」(2017年)が興行収入25億円(全世界43億円)の大ヒットを記録し「SAO」ムーブメントを巻き起こした立役者・伊藤智彦監督の最新作として発表されるアニメ作品。2027年・京都を舞台に繰り広げられる新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー。声優陣には本作が声優“初”挑戦となる北村匠海や、監督からの熱いオファーにより本作にキャスティングされた松坂桃李、自身も伊藤監督作品のファンである浜辺美波など超豪華なラインナップ。
また、主題歌をOKAMOTO’Sとともに、Official髭男dismやNulbarichなど現代の音楽シーンを彩るアーティストが担当することが決定した。9/18(水)に発売される「HELLO WORLD」オリジナル・サウンドトラックには、主題歌はもちろんのこと、映画を彩る音楽がたっぷり収録されるという。
“2027Sound”というプロジェクトとしてリリースされるこのサウンドトラックは、OKAMOTO’Sをハブとして、企画に賛同したOfficial髭男dism、Nulbarich、OBKR、Yaffle、STUTS、BRIAN SHINSEKAIら同世代の仲間が集結。映画のシーンに合わせて書き下ろされた3曲の主題歌は、OKAMOTO’S、Official髭男dism、Nulbarichが担当し、ジャンルを超えたバラエティ豊かな才能が化学反応を起こしながら完成された貴重な1枚。さらにオープニング曲のヴォーカルには、紅一点「今」を切り取るシンガー・AAAMYYYが参加している。
北村匠海もこの“2027Sound”について「現代の音楽シーンを担っている凄い音楽人達が、ここまで連なっているのを初めて見ました。凄いです。」と大興奮。それぞれのアーティストからのコメントもぜひチェックしてほしい。また楽曲は本日公開された予告編でいち早く聴くことができる。映画の公開にむけ、ますます目が離せない。
【北村匠海 コメント】
こんなにも多く音楽シーンを担っている凄い音楽人達が連なっているのを初めて見ました。これだけの方々が集まってくれたことで化学反応が凄く起きていると思います。僕の大好きなアーティストしかいません。今回、松坂桃李さん、浜辺美波さんとご一緒させて頂いたのですが、お二人と同じくらい凄いキャスティングだなと思いました。映画館という大きいスピーカーもある特別な空間で、その音楽を聴けることはかなり幸せなことだと思います。(今回主題歌を担当するOKAMOTO’Sについて)OKAMOTO’Sさんが作り出す音楽はエネルギーが違います。難易度の高い音楽で、各々のスキルも凄いと思います。ベースのハマオカモトさんは僕が日本人で一番好きなベーシストです。OKAMOTO’Sさんに音楽をやってもらえて僕も凄い光栄でした。
【OKAMOTO’S コメント】
OKAMOTO’Sとして初めての映画音楽制作でした。脚本だけを手渡されそこから制作を始め、すぐに書き上げた曲が主題歌である「新世界」で監督から「新世界」以外ない!と、ハッキリ言ってもらえた時はとても嬉しかったですし、もうこれしかない、という妙な確信と共に劇中の音楽もこの曲に導かれるように少しずつ書いていきました。音楽は、自分達の周りにいるミュージシャンと2027Soundというチームを組み俺たちだけではできないこと、作れない音を、信頼できる仲間達と共に作りました。台詞もかなり覚えてしまい、北村匠海くんの声マネをしながら曲を考えたりも。何より初めて映画制作というものに携わってみて、心の底からこの映画を愛してしまいました。沢山の人の愛しい子であり結晶であるこの映画がたくさんの人に届いてくれること、そして2027Soundの楽曲がお客さんと映画の間にかかる架け橋のようになってくれたら、と願っています。
【Official髭男dism コメント】
色んなアーティストが音作りに取り組む映画という点が魅力的でしたし、HELLO WORLDの世界観が一瞬で好きになりました。人を想う心の強さや、その裏側に潜む苦悩のさまを、美しいメロディに乗せて表現することを大切にしました。
【Nulbarich コメント】
Nulbarichとして映画音楽を担当するのは、初めての経験だったのですごく嬉しかったのと同時に、どうやってやろうって思いましたね。でも、劇中のとても大事な場面でスケール感も含めて、僕たちバンドがトライしたい方向にもリンクしてるのもあって、自分達らしさがしっかり出ればと思い自然にできました。主人公と自分を同化させて、自分の言葉としてそこに入り込んだイメージで作りました。
普段は自分が感じたことを元に音や言葉で表現しているので、自分がしっかり主人公になるってところが難しかったですね。