日本語、英語、韓国語の3ヶ国語を巧みに操るトリリンガルラッパー/シンガーのちゃんみなの、8月7日に発売される2nd フル・アルバム『Never Grow Up』からリード曲「Never Grow Up」の先行配信がスタートした。
楽曲「Never Grow Up」は、ちゃんみなの代表曲「CHOCOLATE」、「LADY」を手掛けるRyosuke “Dr.R” Sakai氏との共作になり、20歳になったちゃんみなが、子供から大人へと気持ちが変わっていく様を描いた、恋愛をテーマにした珠玉のミディアム・チューン。
その配信に合わせて、ミュージック・ビデオも公開された。数々の日本の音楽シーンを彩るミュージック・ビデオを手掛ける、大久保拓朗監督と初めてタッグを組んだ今作は、ちゃんみなの相手役として俳優の吉村界人が出演し、約40時間に及ぶ撮影時間を費やした、ラブシーンや海の中での撮影など、体を張った大作となっている。
不器用ながら大人への成長していく、世間から一目置かれてしまうカップルの荒く激しい恋愛模様が描かれた作品に仕上がっている。
コメント(吉村界人)
何か物作りとか表現をしてない時の時間って、
たとえ、その時は笑顔でもどこか仮初めな気分がしたりするんですよ。
何か欠けてるみたいな。
そんなことを話してたら、ちゃんみなが「表現人間だよ、それ。わかる。」と言っていて、凄いその時、この作品に参加させていただけてよかったなと思いました。
1年あったら僅かにあって、そういう人との出会いが。
今回は、しかもお互いに自分の中に虎と兎がいて、だからこそ、撮影時の憂いも歓喜も、照れくさいのも、言葉にはしないけど内心では共鳴してたんじゃないかって今は思います。
20代の1分、1秒って本当早くて何故かテンパってて、だからこの歌の「私に聞かないでよ」という歌詞と最後は「月が綺麗だね」で終わる部分が僕は好きでした。
ずっと満ち足りない、とっぽいMVでした。
ありがとうございました。
コメント(ちゃんみな)
「Never Grow Up」というタイトルは、『未成年』をリリースした頃には既に、20歳というターニングポイントを迎えてリリースする大切な作品のタイトルにしようと決めていたものでした。
「Never Grow Up」という言葉は一見すると後ろ向きな言葉にも捉えられてしまうんですが、アルバム『Never Grow Up』というタイトルにおいては、歳は重ねていくけど、これからも私の子供のようなピュアな心を持ったままでね というポジティブな意味と願いを込めています。
そして、この「Never Grow Up」という曲においてはアルバムタイトルにおける意味合いとは逆に、ネガティブな意味での”Never Grow Up”としてこの言葉を使いました。
若いが故の執着や依存、前に進もうとしない、成長できないでいる事に目を背ける、
そんな経験から書いた曲です。
そしてMVでは、初めて俳優の方と共演しました。
出演してくれた吉村界人くんとは初めましてだったんですが、界人くんと私はどこか人としての根っこの部分でシンパシーを感じることが多く、普段人にあまり共感してもらえないような話もできたり、自分が表現をしている事で生かされているという似た者同士なところを沢山見つける事ができました。
そんな彼との共演だったからこそ、他には無いような凄くリアルで感慨深い美しい作品に仕上がった手応えがあります。
ニューアルバム『Never Grow Up』はワーナーミュージック移籍後初となるアルバムになり、ちゃんみなが海外で注目を集めるきっかけとなった「Doctor」、20歳になる直前に想いを綴った「PAIN IS BEAUTY」、初めて日本語、英語、韓国語の3ヶ国語の歌唱した「I’m a Pop」など全13曲を収録。
初回限定盤には、ボーナストラック1曲が追加で収録される。
また、今年11月には、自身初の東阪ホールツアーを開催することも決定している。