レッド・ホット・チリ・ペッパーズはザ・カーズの楽曲のカヴァーを披露して、リック・オケイセックを追悼する多くのアーティストに加わっている。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは現地時間9月22日にF1のシンガポール・グランプリで行ったパフォオーマンスで、ザ・カーズの“Just What I Needed”をカヴァーしている。
観客が撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズによる“Just What I Needed”のカヴァーは、ブリンク182のマーク・ホッパスが先日、同曲のカヴァーを公開してリック・オケイセックを追悼したことに続くものとなっている。
マーク・ホッパスは“Just What I Needed”のカヴァーをサウンドクラウドで公開して、当該の音源についてかつてテレビ番組から依頼されてレコーディングしたものの、日の目を見なかったものだと説明している。
一方、ザ・キラーズも先日、リック・オケイセックが亡くなってから初となるパフォーマンスでザ・カーズの“‘My Best Friend’s Girl”をカヴァーして彼に追悼の意を表している。
リック・オケイセックは、現地時間9月15日にマンハッタンにある自宅のアパートで亡くなったところを発見されている。享年75歳だった。
先週、リック・オケイセックは肺気腫によって悪化した心臓病が原因で亡くなったことが明らかになっている。
リック・オケイセックの妻で女優のポーリーナ・ポリツィコヴァはリック・オケイセックが手術後の回復過程にあったことを認めている。
ポーリーナ・ポリツィコヴァはインスタグラムで次のように述べている。「リックは手術の後、自宅で快方に向かっていました。2人の息子であるジョナサンとオリヴァー、そして私は彼が食べ物を注文したり、一緒にテレビを観たり、快適に過ごしていることを確認していました」
「日曜日の朝のコーヒーを持って行ったとき、夫はまだ眠っていました。頬に触れて起こそうとしたんです。そこで、夫が夜に息を引き取っていたことに気付きました」
彼女は次のように続けている。「寄せられている多くの愛に感謝します。私たち家族と友人は、彼の早すぎる予期せぬ死によって完全に打ちのめされており、プライベートで喪に服すために、プライバシーに御配慮いただければと思います」