ライブイベント『貴ちゃんナイト vol.14』

bayfm『MOZAIKU NIGHT FRIDAY』(毎週金曜26:00~)のラジオパーソナリティ・中村貴子が“大好きなミュージシャン”を迎え、“いちオーディエンスとして見たい!”組み合わせにこだわる、ライブイベント「貴ちゃんナイト」。
2022年5月21日(土) 下北沢 CLUB251にてvol.14が開催された。
出演は、ラジオを通して、長年、親交を深めてきた、直枝政広(カーネーション)、長澤知之、西村晋弥(シュノーケル)の3組。

2年ぶりにイベントの“ホーム”下北沢CLUB251で行われた「vol.14」は、通常のバンドスタイルではなく、この時期ならではの、弾き語りによる、温かくアットホームな特別回となった。

TOPバッターを務めたのは、スリーピースバンド「シュノーケル」のVo.&Gt.西村晋弥。
近年は映画の監督・脚本、俳優など多方面でも活動。
中高校生の頃は、カーネーションがテーマ曲を担当したこともある、中村貴子のラジオ番組、NHK FM「ミュージックスクエア」のヘビーリスナーでもあり、持ち前のPOPさと明るさで、イベント出演の喜びを素直に炸裂させたステージを披露。
今夜が楽しい1日になることを確信させてくれた。

続いては、デビュー前、西村晋弥と共に、福岡のライブ喫茶「照和」に出演していた同期仲間でもある長澤知之。
主催者である中村がイベントへの出演を熱望していたアーティストが満を持して登場。
今回、Vol.14のキーマンでもある。
今日という日を楽しんでいることが全身から伝わる人懐っこい笑顔と、唯一無二のパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。

トリを務めたのは「カーネーション」として出演した2014年開催のvol.6以来、2度目の出演となる、直枝政広。
直枝をリスペクトする長澤知之からのラブコールに応えた形だ。
二人のライブ共演は10年ぶり。
色気と気だるさが混ざりあった歌声はもちろんのこと、弾き語りになると、直枝のギター・テクニックが際立つ。
溜息が出るような素晴らしいライブで本編を締め括った。

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