BAND-MAID“メイドの日”にスペシャル公演を開催!コロナ禍以降のリリース&未発表曲で固めた全22曲を披露

世界的人気のガールズバンド・BAND-MAIDが、5月10日に東京・Zepp Hanedaで『BAND-MAID THE DAY OF MAID』を開催した。
“メイドの日”となるこの日、この特別公演を待ち侘びたご主人様・お嬢様(ファンの呼称)の姿で会場は超満員。2020年8月16日、BAND-MAIDにとって Zepp Hanedaでの初お給仕(ライブ)となるはずであったツアーファイナル公演はコロナ禍の影響で中止を余儀なくされ、別の場所からオンラインお給仕(配信ライブ)を届けたことがある。そのためこの日はBAND-MAIDにとってのZepp Hanedaリベンジ公演ともいえ、二重に特別な公演となった。

おなじみのSEが流れ出し巻き起こった大歓声と手拍子に迎えられてメンバーが登場すると、SAIKI(Vo.)の「かかってこいよー!」という煽りとともにBAND-MAID楽曲史上最速の「BLACK HOLE」でアクセル全開にお給仕がスタート。
続けて「Giovanni」「Balance」「HATE?」と勢いを緩めることなくフロアを盛り上げると、「THE DAY OF MAID、BAND-MAIDですっぽ!」と、小鳩ミク(Vo./Gt.)の挨拶で本日最初のMCパートへ。BAND-MAIDが“メイドの日”にリアルイベントでお給仕を開催するのは実に5年ぶり、改めてご主人様・お嬢様にこの日を迎えられたことに対して感謝を伝えた後は、アニメ『ケンガンアシュラ』Season2 エンディング主題歌としても世界中で支持を集める「Shambles」をパフォーマンス。

KANAMI(Gt.)の力強いギタープレイから始まる「火花」、MISA(Ba.)のスラップから鳴り響くベースラインが印象的な「I still seek revenge.」、SAIKIのクールで力強いボーカルが炸裂する「Why Why Why」、BAND-MAIDの『原点回帰』と『現点進化』を体現する「Manners」など、2021年発売アルバム『Unseen World』収録の3曲を立て続けに披露。各メンバーの高い演奏スキルが際立つインストゥルメンタル楽曲「from now on」で観客を圧倒した直後、MCではメンバー同士の仲の良さが感じられるやり取りで会場を笑いに包むなど、演奏とMCとのギャップにも思わず微笑んでしまう。

続く後半パートでは、SAIKIが「後半戦いけるかー!」と叫び「After Life」でフロアの熱に再び火をつける。不意打ちの未リリース曲「Go easy」でオーディエンスを大いに盛り上げると、アコースティックギターに持ち替えた小鳩ミクの演奏から「Memorable」が始まり、続けて「about Us」とお給仕はバラードゾーンへ。先日東京ガーデンシアターでの共演も大きな話題となったアメリカのオルタナティヴ・バンド、インキュバスのマイク・アインジガー(Gt)と共作した新曲「Bestie」の壮大なサウンドとボーカルで会場中が満たされる。
「Corallium」から再びアップテンポなナンバーでギアをあげると、まだリリース前ながらお給仕で定番曲になりつつある、小鳩ミクがリードボーカルの「Brightest star」を披露。先に披露された「Go easy」とともに今夏発売のフルアルバムに収録予定との発表がされると会場は歓喜の声で溢れる。絶賛制作中というフルアルバムの話題に触れると、メンバーへの期待と応援のエールがたくさん贈られた。

そして、小鳩ミクによるお馴染みのコールアンドレスポンス”おまじないタイム”で会場の一体感とボルテージがさらに高まったところで「Unleash!!!!!」へ。そのまま「H-G-K」「Influencer」「Magie」「NO GOD」とラストスパートを全速力で駆け抜け、最後はSAIKIの「メイドの日最高だったかー!」という声に大歓声で応えるフロア。最後の最後は、小鳩ミクがお馴染みのフレーズ「いってらっしゃいませご主人様・お嬢様!BAND-MAIDでしたっぽー!」と笑顔で叫び、『BAND-MAID THE DAY OF MAID』は大盛況のなか幕を閉じた。

MCでもアナウンスされていた『BAND-MAID × The Warning(ウォーニング)SPECIAL SHOW IN JAPAN』や初のホールツアー『BAND-MAID HALL TOUR 2024』はもちろん、『RISING SUN ROCK FESTIVAL』『SUMMER SONIC 2024』などのフェス出演も6月以降に控えているBAND-MAID。各種お給仕の詳細は公式HPでチェックしよう。

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