London GrammarのHannah Reid、性差別的な音楽業界を辞めようと思っていたと語る

London Grammar

ロンドン・グラマーのハンナ・リードは「性差別的で搾取的な」業界のために数年前に音楽を辞めかけたことを明かしている。

新たなインタヴューでハンナ・リードはこの業界に「向いていない」と感じていた時があったが、最新作『カリフォルニアン・ソイル』を制作することで自信を取り戻す助けとなったと説明している。

「音楽業界に向いていないと思ったの」と彼女は『テレグラフ』紙に語っている。「悪徳業界よね。特に女性にとってはね。すごく性差別的で搾取的よね」

「10代の頃は元気な人間だった。でも、どこかの時点で自信を全部失ってしまった。自分の声を失ってしまった感じだった。このアルバムはそれを私に取り戻すためのものだったの」

ハンナ・リードはサウンド・エンジニアやプロデューサーがバンド・メンバーの肩を持って自分を軽んじることに不満を抱いていたと続けている。

「私の書いた曲にも取り組むことだってできたのに、アイ・コンタクトや会話はダンやドットに向けられているのよ」と彼女は語っている。「完全に見えないかのようで、すごく変だったわ」

「利用されているように感じたわ。すべてが男性目線で行われなければならないの」と彼女は続けている。「大きなことは自分がミュージシャンと見られていないことよね」

ハンナ・リードは「難しい人間」だと思われないために「ずっと機嫌よく」「強い意見」を言ってはいけないと思っていたと語っている。

「男性で思うことは彼らは怒ったり、感情的になったり、悲しんだりすることができるってことね。自分の多面的なところを見せられるのよ。それは人格を認められているってことでしょ」と彼女は語っている。「でも、私が感情を表に出したら、理不尽かのように扱われる。バンドが大きくなるほど、私は小さく振るわなければならなかった」

ハンナ・リードはバンド・メンバーの果たした役割について語り、彼らのせいではないと述べている。

「彼らは私の味方になってくれたわ」と彼女は語っている。「もっと若かったら、そうしたことに付き合わなきゃならなかったんだろうけど、私は自分たちのやりたいようにすることにしたの。この業界は自分たちが必要だと思わせてくるのが得意な人で溢れているけど、それだけのことなのよ」

ロンドン・グラマーは4月16日にサード・アルバム『カリフォルニアン・ソイル』をリリースすることが決定している。

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