H ZETTRIO

H ZETTRIO 12/20(月)渋谷オーチャードホール公演へ繋ぐ前哨戦LIVE。
観客と共に、徐々に日常が戻ってきたことを実感

刻々と移り変わる日常をものともせず、宣言した月一連続配信リリースを続けているピアノトリオ”H ZETTRIO”(エイチ・ゼットリオ)。本日、新曲「Spacewalk」の配信と同時に同曲のミュージックビデオも公開した。そして2022年元旦にはニューアルバム「トリオピック 〜激闘の記録〜」の発売も控えている。

そんな彼らが先週末10/30(土)、東京かつしかシンフォーニーヒルズ モーツァルトホールにて緊急事態宣言解除後初となる単独公演を行った。

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前売り券発売当初、入場制限が設けられていた本公演だが、全国的に感染者の減少が顕著になってきたことから、直前に当日券も若干数販売され、最終的には会場の8割ほどの席が埋まった。少しずつではあるが、以前の日常が戻ってきたことを実感させるLIVEとなった。

開演前、ピアノ・ドラム・ベースが定位置に置かれ、それぞれが真上からのスポットライトに照らされている。観客がそれらを興味深そうに近くから眺めたり、写真に撮ったりと思い思いの過ごし方をしていると定刻通りに開演のブザーが鳴った。

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舞台下手にライトがあたり、メンバーがにこやかに登場。満場の拍手の中、今年発表された「BlueberryJam」から勢いよくLIVEはスタートした。

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「タイガーインド」「MOCHI」「風待月」「今夜はトリオイット!」と、なかなかLIVEでの演奏が叶わなかった楽曲が次々と繰り出される。お得意のユニークな即興演奏も織り込み、期待にたがわぬH ZETTRIOのなんたるかを存分に魅せつけた。

H ZETTRIO

アンコール二曲目、この日の最後の曲となった「Dancing in the mood」では会場中でとりどりの色のサイリウムが振られ、歓声を制限されているなか、それに勝るとも劣らない、静かではあるが熱い盛り上がりが最高潮に達して幕を閉じた。

H ZETTRIO

終演後は惜しみない拍手が送られ、次なるステージ12/20(月)渋谷オーチャードホール
で行われる「激闘のレコ発トリオピック -」公演へ確実に繋がれることとなった。

世の中のイベント人数制限が緩和される予定であることを踏まえ、チケット販売数の上限も増やしたとのことなので、まだまだチケットが確保も期待できる。2021年の集大成となる同公演は、H ZETTRIOとファンのみんなで1つになれるような様々な企画を用意しているとの事なので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

Photo by Yuta Ito

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