キャット・パワーは来たるカヴァー・アルバムより“Pa Pa Power”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Pa Pa Power”はは2022年1月14日にリリースされる自身3枚目のカヴァー・アルバム『カヴァーズ』に収録される。
“Pa Pa Power”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Pa Pa Power”はライアン・ゴズリングとザック・シールズによるロック・デュオのデッド・マンズ・ボーンズが2009年に発表した楽曲となっている。
この曲をカヴァーしたことについてキャット・パワーは次のように語っている。「このソロを演奏し始めたのは2012年で(元々はもっと不協和音を使ったトランス的なものだった)、ちょうど『ウォール街占拠運動』が行われてるときで、デモ隊は市民が地元の政府に対して声を上げることを支援していた。彼らは多くの良いことを成し遂げましたが、アメリカのメディアはこの運動を潰してしまった。この曲はそれに関連していると感じたの。アメリカのメディアは社会的な進歩を常に罰し、国にとって有益なことに対しては常に保守的なレトリックを真っ先に表明する。2013年の中国ツアーでは、この曲を最初に演奏したわ。『通りを燃やせ、車を燃やせ』と」
『カヴァーズ』はすべてキャット・パワーことショーン・マーシャルのセルフプロデュースによって制作されている。レコーディングはロサンゼルスのマント・スタジオにて、ミキシングとエンジニアリングを担当するロブ・シュナフとともに行われている。