ノラ・ジョーンズは2012年に発表したアルバム『リトル・ブロークン・ハーツ』のデラックス・エディションが6月2日にリリースされることが決定している。
デラックス・エディションにはボーナス・トラック3曲とリミックス5曲、完全未発表のライヴ音源が11曲追加されるとのことで、先行シングルとして、ボーナス・トラックから“Killing Time”の配信がスタートしている。
デンジャー・マウスのプロデュースが当時大きな話題を呼んだ本作は、それまでのアルバムと違い、何の用意もせずスタジオに入ってから自然発生的に制作されたという。
ボーナス・トラックは“Killing Time”のほか、“I Don’t Wanna Hear Another Sound”、“Out on the Road (Mondo version)”が収録され、当時配信EPとしてリリースされたピーター・ビヨーン・アンド・ジョンやデヴィッド・アンドリュー・サイテックによるリミックスの数々も収録される。また、2012年のオースティン・シティ・リミッツでの未発表ライヴ音源も11曲収録される。
ノラ・ジョーンズは本作について次のように語っている。「10年経った今でも、このアルバムはライヴで演奏したいと思う曲がたくさん入っているわ。楽器の編成やアレンジに関係なく、ただ特別な感じがするの。このアルバムを聴いていると、とても幸せな気持ちになる。プロデューサーのデンジャー・マウスは一緒に音楽の冒険をさせてくれて、私の新しい世界を拓いてくれた。信じられないほど感謝しているし、今もインスピレーションと影響を受けているわ」