Ted Nugent、Taylor Swiftの音楽に対する見解を語る

Ted Nugent

テッド・ニュージェントはテイラー・スウィフトを批判して、「官能性」も「興奮」もない「ポップなナンセンス」だと語っている。

1970年代からミュージシャンとして活動し、近年は右翼系のコメンテーターでもあるテッド・ニュージェントは『ジョー・パグス・ショウ』に出演して、最近の音楽への見解を訊かれて、テイラー・スウィフトの辛辣な意見を語っている。

「いろんなことが水の泡になってしまった世界で言いにくいけれど、テイラー・スウィフトの成功については勤労意欲とその音楽についての夢は祝福するよ。ただ、あれはカートゥン・ミュージックだよね」とテッド・ニュージェントは語っている。「思うに、生き生きとしたものがないよね。興奮もなければ、官能性もない。自分の知る限り、全部ポップなナンセンスだ。それが世界で最も人気があるわけだけど、それは音楽業界や音楽ファンにとっては災難だよね」

「ZZトップやミッチ・ライダー・アンド・ザ・デトロイト・ホイールズ、ブラウンズヴィル・ステーション、(テッド・ニュージェント自身の)アンボイ・デュークスのような興奮を求めているわけじゃない。自分が求めるのはそういうものだけどさ。まだやれていることは有り難いよ。自分たちはザ・ビートルズがドイツでやっていたような興奮を届けているんだ」

今年6月にもテッド・ニュージェントは自身のポッドキャストでテイラー・スウィフトの音楽への不快感について語っており、そこでも「カートゥン・ミュージック」と評していた。

テッド・ニュージェントは次のように語っている。「土曜の朝に子供向けのアニメ番組に出くわしたら、1位のカントリー・ソングか、1位のポップ・ミュージックを聴くだろうからね。というのも、そういうものはある種のヴォーカル、ある種のコード進行、ある種のテンポで分析されて定式化されているんだ。有機的だったり、本能的だったり、セクシーだったり、爆発力があったり、本物だったり、信じられないようなものはないんだ」

先日、テッド・ニュージェントはブルース・スプリングスティーンについて「共産主義者を支持している」と発言したことが報じられていた。テッド・ニュージェントはスポティファイとの論争を行っているニール・ヤングについては「ストーナーのバカなパンク野郎」、中絶の権利を覆す判決を受けてアメリカの市民権を「放棄する」としたビリー・ジョー・アームストロングについては「魂を失ってしまった」と評している。

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