Linkin ParkのBrad Delson、ツアーに参加しない理由について自身の見解を語る

リンキン・パークのギタリストであるブラッド・デルソンはライブ活動を辞めた理由について改めて語っている。

ブラッド・デルソンは2000年発表の『ハイブリッド・セオリー』、2003年発表の『メテオラ』、2007年発表の『ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』といったリンキン・パークのすべてのアルバムに参加している。

しかし、昨年9月に新たなヴォーカリストにエミリー・アームストロングを迎えて新作『フロム・ゼロ』で復帰することを発表した時にブラッド・デルソンはツアー活動から身を引くことを発表している。

最新作『フロム・ゼロ』はチェスター・ベニントンの死後初めてリリースされた7年ぶりのアルバムとなっている。

今回、『ギター・ワールド』誌の新たなインタヴューでブラッド・デルソンは2025年のツアーに参加しない理由について語っている。ブラッド・デルソンは主にスタジオにいる時に「成長する」ことができると語っている。

「僕にとっても他のメンバーにとっても、ここ何年かの歳月というのはバンドについてのクオリティ面を考える機会になったと思うんだよね。それこそがエネルギーをくれるし、充実感を感じるし、成長することができる」

「『自分たちのやったことに立ち返ろう』という感じではなく、『よりよい自己認識と洞察力を持って自分たちの役割に取り組むために学んだことを取り入れよう』という感じだった。スタジオでは成長できるし、新しいものを作るのが好きなんだ。自分のエネルギーをその分野に注ぐことにしたのはだからなんだ」

後任としてアレックス・フェダーが起用された理由についてブラッド・デルソンは次のように語っている。「そこはやっぱり友人関係だよね。彼は素晴らしいミュージシャンで、しっかりとしたライヴ・プレイヤーでもある。彼は多くのものをライヴにもたらしてくれると思うし、そうしたライヴを誇りに思うよ」

「ステージにいなくても、多くのクリエイティヴ面での愛情を注いでいるんだ」とブラッド・デルソンは続けている。「セットリストやライヴのコンセプト、流れなんかにもずっとこだわってきた。そこには懸命に取り組んでいるし、それはこれまでと変わらないんだ」

インタヴューでブラッド・デルソンはエミリー・アームストロングをバンドに迎えることにした決断を振り返り、彼女が与えた影響についても語っている。

「彼女の声とエネルギーにはリンキン・パークのエネルギーのようなものを感じるものがあるんだよね。2人体制のヴォーカリストが素晴らしいのは、そこにダイナミズムがあることだよね」

「このバンドのアイデンティティの一つはジャンルや並列関係の狭間を探求することなんだよね。あらゆるジャンルをカヴァーできるヴォーカリストがいなければ、バンドの存在意義は半減してしまう」

リンキン・パークの復帰は当初あたたかく受け止められたが、エミリー・アームストロングがサイエントロジーやダニー・マスターソンと関連があることも報じられており、意見が分かれるところなっている。

そうした報道を受けてエミリー・アームストロングは「誤解を解くため」の声明を発表しており、マイク・シノダはバンドの復帰について「過去を消す」ためのものではないとも述べている。

昨年11月、マイク・シノダはバンドの再始動に伴うメンバー交代について語り、ギタリストのブラッド・デルソンがツアーに参加しない理由について「メンタル・ヘルスの問題」を挙げている。

「今回の変化を理解できない人もいるかもしれないけど、ブラッドが私たちのギタリストなんだ。彼はバンドの中にいる。でも、彼はメンタル・ヘルスの問題を抱えていることに気づいたんだ」とマイク・シノダは『ザック・サング・ショウ』で語っている。

「彼はツアーやライヴのライフスタイルというものが好きじゃないんだ。だから、彼は僕たちのギタリストだけど、ライヴでは演奏しない。彼はすごいことにアレックスという素晴らしいギタリストを見つけてきて、すごく仲が良くてね。ブラッドはライヴではアレックスに参加してもらうことにしたんだ」

新体制では結成メンバーであるドラマーのロブ・ボードンに代わってコリン・ブリテンも加入している。

ロブ・ボードンが脱退した理由についてマイク・シノダは米『ビルボード』誌に次のように語っている。「ロブはある時点で、今から数年前だと思うけど、バンドと距離をおきたいと僕たちに言ったんだ。僕らは理解したよ。既に明らかだったからね」

「あまり姿を見せなくなったし、連絡を取らなくなり始めていたし、ファンもそれに気づいていたと思う。『ハイブリッド・セオリー』のリイシューとベスト盤『ペーパーカッツ』をリリースした時に、まったく姿を見せなかった。僕としては友人として悲しかった。けれど、同時に彼が幸せになることをしてほしいとも思った。誰もが彼の最善を願っていたんだ」

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