トゥールのフロントマンであるメイナード・ジェームス・キーナンは待望の新作がミキシングの段階に入ったことを明かしている。
ロサンゼルスを拠点とするトゥールの現時点での最新作は、2006年にリリースした『10,000デイズ』となっている。彼らの新作は当初見込まれていた2017年のリリースから延期されていたが、今回、2019年にリリースされることが改めて見込まれている。
メイナード・ジェームス・キーナンは現地時間1月4日に、新作の進捗状況について次のようにツイートしている。「最新情報。最後のヴォーカルを数ヶ月前に録り終えたんだ。そして、ア・パーフェクト・サークルとしての全米・UK・ヨーロッパ・ツアーも行った。トゥールとしてインストをすべて録り終えたら、次はミキシングの長いプロセスが始まるんだ」
Update- Final vocals tracked MONTHS ago. Then U.S.-UK-Euro run w #APC. If Tool all inst are tracked, long process of Mixing now. Meanwhile write/film/track w @puscifer for #puscifer2020 & troll the band FBs with wine posts. #funnyshit #whileyouwerewhiningiwasworking
— Maynard J Keenan (@mjkeenan) January 4, 2019
メイナード・ジェームス・キーナンは2017年に、ニュー・アルバムの進捗状況について度々言及している。また、トゥールは昨年の4月に“Descending”と題された新曲のインストゥルメンタルのデモをツアーのプロモーション・ビデオと共に公開していた。
新曲“Descending”のデモ音源はこちらから。
また、メイナード・ジェームス・キーナンは昨年の2月に新作の最新情報として「11年間のはぐらかしを経て、数ヶ月前にタイトルにファイナルという言葉のある音楽ファイルが連中から届き始めた」ことを明かしており、メイナード・ジェームス・キーナンは新作の歌詞やメロディーについて「1曲を除いて、歌詞とメロディーは100％できた」と語っていた。
メイナード・ジェームス・キーナンは昨年の9月にも新作についての新たな情報を投稿している。「仮歌はしばらく前に録った」と彼はツイートしている。「今はアダム・ジョーンズがギターをみっちりやってるところだね。最終的なヴォーカルはその後だよ。戻っては調整して、ミックスしては調整して再調整して、マスタリングをしては調整して再調整する。長い道のりだけど、でも、だいぶ近づいてきているよ」
メイナード・ジェームス・キーナンは以前、新作の遅れについてバンド・メンバーたちの慎重な態度が原因だと語っている。「俺としては、連中が書きたいと思っているよりも早く、アルバムをリリースしたり楽曲を書きたいと思っているんだけどさ」と彼は語っている。「彼らは慎重に分析しながら進めるんだよ」
トゥールは2019年にヨーロッパ・ツアーも控えており、ツアーは6月にドイツで始まり、7月のポルトガル公演で終了する日程となっている。
