クイーンのギタリストであるブライアン・メイは現在フロントマンを務めているアダム・ランバートに改めて賛辞を寄せて、彼のような歌声の持ち主は地球上に2人として存在しないと絶賛している。
2009年に「アメリカン・アイドル」に出演したことがきっかけでキャリアをスタートさせたアダム・ランバートは2012年よりクイーンのリード・ヴォーカルを務めている。彼らはクイーン+アダム・ランバートとして2020年1月と2月に韓国、日本、ニュージーランド、オーストラリアでツアーを行う予定となっている。
ブライアン・メイはファン・サイトで発見したというアダム・ランバートがエルヴィス・プレスリーの“Blue Suede Shoes”をカヴァーしている映像をインスタグラムに投稿して、キャプションで次のように述べている。「見事だね! ファン・サイトでこの素晴らしい映像を偶然発見したんだ。この男がヤバくないなら、他に何だっていうだい?」
「僕らはもうすぐ、彼と仕事をするという特権を再び得ることになる。1月の中旬にもう一度戻って、世界を回る長旅に出発するんだ」と彼は続けている。
ブライアン・メイは続けて、アダム・ランバートが 「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ ・ジェームズ・コーデン」で彼の“Closer To You”を披露している映像の一部もインスタグラムに投稿して次のように述べている。
「分かると思うけど、地球上にいる77億人の人々の中に、この声にそっくりな歌声を持っている人がいるのだろうかって、僕は本気で思っているんだ」と彼は述べている。
「すごいよ。ジェームズ・コーデンの番組でのパフォーマンスに圧倒されているんだ。オーケストラによる壮大にロックするような気分を感じないかな? この途轍もないサウンドは歌声とピアノだけなんだ!」
ブライアン・メイはアダム・ランバートにこれまでにも度々賛辞を寄せており、今年6月には彼についてフレディ・マーキュリーを受け継ぐのに完璧な人物だと賛辞を送っている。
「アダムはフレディがやっていたことやそれ以上のことができるんだ。アダムのことをどう言ったって構わないよ。彼はやってのけるからね」とブライアン・メイは『ギター・ワールド』誌に語っている。
「彼は生まれながらに自己顕示欲の強い人なんだ。彼はフレディではないし、フレディになろうともしていない。けど、アダムにはフレディと同じものが備わっているんだよ」