クイーンは1989年発表のアルバム『ザ・ミラクル』のコレクターズ・エディションとデラックス・エディションが11月18日にリリースされることが決定している。
このリリースは『ザ・ミラクル』のレコーディング・セッションで1988年に収録されたフレディ・マーキュリーのヴォーカルが使われた楽曲“Face It Alone”が公開されたのに合わせて発表されている。
『ザ・ミラクル』コレクターズ・エディションはLP、5CD、DVD、Blu-rayで構成されるもので、CDには6曲の未発表曲を含む計1時間以上の未発表音源を収録した『ザ・ミラクル・セッションズ』が収録される。この音源には、ロンドンとモントルーでのスタジオ内で交わされるメンバー同士のざっくばらんな会話のやりとりも含まれているという。
さらにコレクターズ・エディションにはレア音源、アウトテイク、インストゥルメンタル、インタヴュー、ビデオ等が収録される予定で、シングル“Breakthru”のミュージック・ビデオの撮影現場で行われた、ジョン・ディーコンの最後のインタヴューも含まれている。
コレクターズ・エディションには未公開写真、バンドからファンクラブ宛に送られたオリジナルの手書きの手紙、当時のプレス評、フレディ、ジョン、ロジャー、ブライアンがアルバム制作や代表的なビデオについて回想している幅広いライナー・ノーツが掲載された、76ページのハードカヴァー・ブックが同梱される。
デラックス・エディションは2CDで構成され、オリジナル・アルバムと前述の『ザ・ミラクル・セッションズ』が収録される。