ワン・ダイレクションのリアム・ペインはワン・ダイレクションの活動休止後にメンタル・ヘルスの問題を抱えていたことを明かして、バンドメイトのルイ・トムリンソンに話を聞いてもらっていたと語っている。
リアム・ペインは現地時間12月5日に英テレビ番組「ディス・モーニング」に出演して、ワン・ダイレクションの活動休止後に抱えたアルコール依存やメンタル・ヘルスの問題について語っている。
リアム・ペインはグループとして名声にどう向き合うかを「話し合ったことはなかった」とした上で、解散後もルイ・トムリンソンとはよく話をしていることを明かしている。ルイ・トムリンソンは2015年にワン・ダイレクションを活動休止した後で立て続けに悲劇に見舞われており、2016年に母親のジョアンナ・ディーキンを白血病で亡くしているほか、今年の3月には妹のフェリシティ・トムリンソンを不慮のオーヴァードーズで亡くしている。
「ルイとはよく話すよ。言うまでもなく、彼はここ数年、他の人たちよりも大変な時期を過ごしていたわけだけどさ。彼にとっては本当に悲しい時期だったと思う。けど、彼はとても元気にやっていてね」とリアム・ペインは語っている。
「彼はこれまで以上に素敵な人になったんだ。僕は彼と過ごす時間が大好きだし、同じ経験をしてきた人と連絡を取れることはありがたいよ」
リアム・ペインは番組の中で、かつてアルコール依存症を克服するためにラッセル・ブランドと共に飲酒問題を解決する団体であるアルコホーリクス・アノニマスの会合を訪れていたことも明かしている。
「1年間お酒を断って、その後でラッセル・ブランドに会いに行ったんだけどね。とても有意義だったよ」と彼は語っている。「一緒に会合に行って、いろいろなことを話したんだ。すごくいい時間だったね」
「メンタル・へルスだったり、何かに苦しんでいる人たちにとって、一番いいのは誰かと話すことなんだ。自分1人で乗り越えようとしたところで、自分の考えを反復することにしかならないわけでね。僕らは他の人たちと何ら変わらないわけでさ。誰かに自分の経験を検証してもらったほうがいいんだ」
リアム・ペインはソロ・デビュー・アルバム『LP1』が本日12月6日にリリースされている。