ザ・ストロークスは2013年発表の『カムダウン・マシーン』以来となるアルバムを今年のどこかでリリースすると明らかにしている。
ザ・ストロークスは大晦日にニューヨークのブルックリンにあるバークレイズ・センターで行ったライヴでそのことを発表している。ライヴにはマック・デマルコ、ハインズも出演している。
19000人の観客に新曲を聴きたいかどうかを尋ねたフロントマンのジュリアン・カサブランカスはその後、次のように明かしている。「ああ、もうすぐ出るニュー・アルバムがあるんだ」
通算6作目となるニュー・アルバムは2020年のどこかでリリースされると彼は続けている。「サプライズで出すよ。2020年にやっとね」と彼は語っている。「2010年代――なんて言おうがいいんだけど、俺たちは休みをとっていた。だけど、やっと俺たちは解凍されて、戻ってきたんだ」
HERES JULIAN OUTRIGHT CONFIRMING LP6 (along with some extra stuff) from r/TheStrokes
ここ数ヶ月にわたってザ・ストロークスについては新作が完成したのではないかと噂されていた。昨年9月にはギタリストであるニック・ヴァレンシが新作が完成したことを匂わせていた。
ザ・ストロークスの最後のアルバムは2013年発表の『カムダウン・マシーン』で、2016年にはEP『フューチャー・プレゼント・パスト』をリリースしている。
大晦日のライヴでザ・ストロークスは“Ode to the Mets”という新曲を演奏しており、ジュリアン・カサブランカスはモーガン・ネヴィルとリック・ルービンのドキュメンタリー『シャングリ・ラ』でその存在に言及していた。
先日、ジュリアン・カサブランカスは自身のバンドであるザ・ヴォイズと共に行ったシークレット・ライヴでクイーンとデヴィッド・ボウイによる“Under Pressure”をハイムのダニエル・ハイムとカヴァーしたものの、歌詞をほとんど覚えていなかったのではないかという映像がオンラインに上がっている。
一方、ザ・ストロークスのドラマーであるファブリツィオ・モレッティはマシンガム名義でアルバムをリリースしている。