マライア・キャリーは90、00、10、20年代の4つの年代で全米シングル・チャート1位を獲得した初のアーティストとなっている。
これまで3つの年代にわたり1位を獲得したアーティストはスティーヴィー・ワンダー(60、70、80年代)やマイケル・ジャクソン(70、80、90年代)、マドンナ(80、90、00年代)、ブリトニー・スピアーズやアッシャー(90、10、00年代)らがいたが、4つの年代にわたって1位を獲得したのはマライア・キャリーが初となっている。
マライア・キャリーは“All I Want For Christmas Is You”が2020年1月4日付の全米シングル・チャートで3週連続1位を獲得したことで、4つの年代で1位を獲得するという史上初の快挙を達成している。
先日、“All I Want For Christmas Is You”はアリアナ・グランデやシンディ・ローパー、ケイティ・ペリー、スヌープ・ドッグ、ディプロなど、多くのアーティストが同曲を口ずさむ新たなミュージック・ビデオも公開されている。
昨年12月25日のクリスマス当日には“All I Want For Christmas Is You”が音楽ストリーミング・サービスのスポティファイにおいて1日で1200万回ストリーミング再生されるという過去最高記録を樹立している。
マライア・キャリーは昨年11月に『メリー・クリスマス』の25周年記念盤がリリースされている。同作は2枚組仕様で、DISC1にはオリジナル・アルバムが収録され、DISC2には‘94年N.Y.のセント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂で行われたライヴ音源6曲やジョン・レジェンドとのデュエット曲“When Christmas Comes”、その他リミックス音源等が収録されている。