リンキン・パークのチェスター・ベニントンがかつて10代の頃にフロントマンを務めていたバンドであるグレイ・デイズは待望のアルバム『アメンズ』を世界同時リリースすることが決定している。
アルバムのリリース決定に伴って収録曲“Sickness”の先行配信がスタートし、ミュージック・ビデオが公開されている。
“Sickness”のミュージック・ビデオはこちらから。
本日公開になった楽曲“Sickness”は元々1997年に書かれたもので、当時のチェスターがどうにか理解しようとしていた喪失感や失望が描かれている。歌詞はチェスター・ベニントンと彼と共に「クラブ・タトゥー」と名付けられたタトゥー・ショップをオープンさせたドラマーで友人のショーン・ダウデルが担当している。
ショーン・ダウデルはミュージック・ビデオについて次のように述べている。「このビデオは、チェスターが15歳の頃の実話に大まかには基づいているんだ。彼は学校でいじめられていて、ある日実際に暴行も受けてしまった。僕は2歳年上だったので、友だちを集めて翌日公園に行き、その子を懲らしめてやった。その日から僕はチェスターを守る役目を担い、それ以来彼が亡くなった現在も兄のようになったんだと思う」
4月10日に世界同時リリースとなるアルバム『アメンズ』は、2017年にチェスター・ベニントンがグレイ・デイズ再結成し、当時バンドに足りていなかったリソースなどをメンバーと共に再構築、再録音した作品となっている。
アルバムはジェイ・バウムガードナーがプロデュースを担当し、コーンのブライアン”ヘッド“ウェルチとジェームス”マンキー”シャファー、ヘルメットのペイジ・ハミルトンとクリス・トレイナー、シンガー・ソングライターのLPなどもレコーディングに参加している。