フー・ファイターズはアメリカで新型コロナウイルスとの闘いが続くなかで25周年ツアーを延期することを発表している。
フー・ファイターズは先月、1995年に初めてアメリカ・ツアーをやった時と同じ都市でツアーを行うことを発表していた。
ザ・ヴァン・ツアーと題されたツアーは「随分昔にダッジ・ヴァンでデイヴ・グロールとネイト・メンデル、パット・スメアが回ったのと同じ都市をいくつか回る」ものになるとされていた。
今回、新型コロナウイルスのパンデミックが収束するまで延期することを発表している。
「やあ、デイヴだよ。覚えているかな? ステージから落ちて足を骨折しても公演を延期しなかった奴なんだけどさ」とデイヴ・グロールは述べている。「折れた足にギブスをしてパフォーマンスするのも一つだけど、みんなの健康と安全が危険にさらされるなか、パフォーマンスをするのは別だ」
「みんなのことは大好きだから、正しいことをして、またの機会に。アルバムは完成したよ。すごくキラーなんだ。照明とステージはトラックに積んであって、準備はできている。次に行く許可が出た時はいつも通り、楽しむつもりだからね。約束するよ」
デイヴ・グロールは次のように続けている。「今は手を洗おう。デイヴ」
デイヴ・グロールは先日もフー・ファイターズのニュー・アルバムが完成したことを明かしていた。
「アルバムの制作が終わったところなんだ。そこには45分でできた最高の1曲もあれば、アルバムには25年間取り組んできたリフなんかもあるんだ。シアトルの地下室で初めてデモを作った頃のものなんだよね」
デイヴ・グロールは以前、2017年リリースの『コンクリート・アンド・ゴールド』に次ぐ新作について、「かなり風変わりな」作品になると語っていた。