ザ・ナショナルのアーロン・デスナーはサプライズでリリースされたテイラー・スウィフトのアルバム『フォークロア』でのコラボレーションについて説明している。
昨日リリースが発表されたテイラー・スウィフトの通算8作目となるアルバムは本日7月24日にリリースされている。アルバムは新型コロナウイルスのパンデミックの中、遠隔でレコーディングされ、テイラー・スウィフトはボン・イヴェールやジャック・アントノフともコラボレーションしている。
プロデューサーとしてクレジットされているアーロン・デスナーはインスタグラムでテイラー・スウィフトの新作に参加することになった経緯について説明している。
「4月後半にテイラー・スウィフトから遠隔で一緒に曲を書くことについて連絡をもらった時は嬉しかったし、光栄だったよ」とアーロン・デスナーは述べている。「家族と自己隔離をしていたんだけど、最初の1ヶ月でたくさんの曲を書いていて、それをシェアしたんだ。曲のアイディアになるまでには、しばらくかかるかなと思っていたんだけど、僕らがリモートでやってのけたことについてはまったく予想していなかったよ」
「曲をシェアして数時間でテイラー・スウィフトが留守番電話が残されていてね。ある1曲を全部書き上げた音源が入っていたんだ。その勢いは止まることはなかった。それからの数ヶ月で、ニュー・アルバム『フォークロア』に収録される11曲を完成させたんだ。そして、彼女は素晴らしいジャック・アントノフともいくつか別の曲をレコーディングしていたんだ」
「僕は誰かに影響を受けることなんて滅多になくてね。だから、いまだに実現したことが信じられないくらいなんだ。この大変な時にこれらの楽曲をまとめ上げたってことがね」
アーロン・デスナーは次のように続けている。「これらすべての曲を非常に誇りに思っているし、僕を招き入れて、作業の間も僕のことを信頼してくれたことについてテイラーには感謝している。彼女はこれまで出会った中でも最も才能に溢れ、懸命に取り組み、ちゃんと気遣ってくれるアーティストの一人だよ」
「人間らしさとあたたかみ、そのままの感情がこれらの曲にはあって、みんなも僕と同じくらい、それを気に入って、安らぎを感じてくれることを願っているよ」
テイラー・スウィフトはアルバム『フォークロア』のリリースに合わせて、テイラー・スウィフト自身が監督を務めた“Cardigan”のミュージック・ビデオも公開されている。