U2のボノとエッジはレッド・ツェッペリンの名曲“Stairway To Heaven”をアコースティックでカヴァーした動画を公開している。
ボノとエッジはこのカヴァーを長年務めたロード・クルーに捧げている。動画の冒頭でU2のロード・クルーにはレッド・ツェッペリンと仕事をしていた人間が多いという「事実」を冗談めかして示しながら、ボノは次のように述べている。「アイルランド人のロード・クルーには言っておかなければならない厄介な側面が一つあるんだ。世界のどこに行こうとも、どんな会場でやろうとも、オリンピアでも3アリーナでもマディソン・スクウェア・ガーデンでもいいんだけど、会場に入るのは大事な瞬間なんだけど、『僕らが絶対に演奏しない』という曲が聴こえてくるんだよ。そう、“Stairway To Heaven”なんだ」
「彼らプロフェッショナルはこの曲についてはバンドよりも上手に演奏できると思っているみたいでね。まあ、確かに事実かもしれないよね」
公開された映像はこちらから。
先日、セイント・ヴィンセントは楽器店でレッド・ツェッペリンの“Stairway To Heaven”を間違える人たちに捧げる形で“Stairway To Heaven”のカヴァー映像を公開している。「ギター販売店が閉まってから、誰かが“Stairway To Heaven”を間違える音を恋しく思っている人がいるんじゃないかと思ったの」
レッド・ツェッペリンは2007年の再結成公演以降、“Stairway To Heaven”を演奏していない。先日、ギタリストのジミー・ペイジはレッド・ツェッペリンとしてライヴを行うことに「難しいだろう」と語っている。