スヌープ・ドッグは新たなインタヴューでエミネムは自身の選ぶ史上最高のラッパー10人には入らないと語っている。
スヌープ・ドッグは『ザ・ブレックファスト・クラブ』でドクター・ドレーがN.W.A.で成功を収めて、デス・ロウ・レコーズを創設し、「ヒップホップで最もドープなプロデューサー」になった頃を振り返っている。
ドクター・ドレーのアメリカ中からラップの才能を見つける力についてスヌープ・ドッグは賛辞を寄せており、エミネムをドクター・ドレーによってキャリアが始まったアーティストの例として挙げている。
「エミネムはグレイト・ホワイト・ホープだよね。ラップにおいて白人へのリスペクトというのはなかった」とスヌープ・ドッグは語っている。「ドクター・ドレーが彼を史上最高のラッパー10人の1人と見なされるようなポジションにエミネムを持ってきたんだ」
「俺はそうは思わないけどね。でも、相場としてはトップ10のリリシストとして彼は見られているだろ。彼がドクター・ドレーと一緒なのはだからなんだ。ドクター・ドレーは最高のエミネムを見つけるのを手助けしたんだ」
エミネムがトップ10に入らないのはなぜかと訊かれると、エミネムよりも高順位のラッパーの名前をスヌープ・ドッグは挙げている。
「80年代には敵わないような連中がいたんだ」とスヌープ・ドッグは続けている。「ラキムやビッグ・ダディ・ケイン、KRS・ワン、LLクールJ、アイス・キューブとかね」
スヌープ・ドッグは「しょうがないよね」と語ったものの、エミネムは「最大限このことをやっている」と述べ、「俺のチームメイトで仲間の1人」だとしている。
エミネムはリアーナとコラボレーションしているとの噂が持ち上がったが、後にそれは否定されている。