マリリン・マンソンは来たるニュー・アルバム『ウィ・アー・ケイオス』の2つのコンセプトについて語っている。
マリリン・マンソンは2017年発表の『ヘヴン・アップサイド・ダウン』に続く通算11作目となるニュー・アルバムを9月11日にリリースする予定となっている。
『リヴォルヴァー』誌の新たなインタヴューでマリリン・マンソンはアルバムの制作経緯について語っている。
「アルバムがどんなものになるかというトーンを決める導入となる散文から始めたんだ」とマリリン・マンソンは説明している。「それで10曲を作ったんだけど、まさに伝統的な意味でのLP作品のような作りになっているんだ。A面とB面で、それぞれ変わるんだ」
「映画や芝居のように3幕あるんだ。それをどうやって繋ぎ合わせるかには最新の注意を払ったよ。でも、難しくはなかった。いらない曲は一つもなかったね」
マリリン・マンソンは続けてアルバムのアートワークとなる絵を描いたことで、「アルバムの2つ目の側面である『インフィニット・ダークネス』が生まれたんだ。その絵のことをそう呼んでいたからなんだけどね。それがアルバムの2つ目のサイドなんだ」
マリリン・マンソンは『ウィ・アー・ケイオス』を作っている間、家をリフォームしていたため、別の人の家にいたことで「よりクリエイティヴになることになった」と説明している。
「それってほとんど白と黒しか使えず、パレットにすべての色がないような状態なんだ。比喩的に言えばね」と彼は語っている。「そのために表現が削ぎ落とされて、自分のPCを持ってシューター・ジェニングスのスタジオに行くことだけができることだったんだ」
「だから、自分の作っているものに集中できたよね。家に閉じこもっている時にはいい気が散るものがなかったからね」
マリリン・マンソンは7月にアルバムからタイトル・トラックを公開しており、共同プロデューサーのシューター・ジェニングスは先日ニュー・アルバムについて「傑作」と評している。