クイーンのギタリストであるブライアン・メイは今年患った心臓発作からの回復状況について語っている。
今年5月にブライアン・メイは鬱血した動脈が3つ医師によって発見され、「死にそうになった」ことを明かしていた。
今回、『ザ・タイムズ』紙の新たなインタヴューでブライアン・メイは自身の健康状態について語り、その回復状況について「長い上り坂」と述べている。
彼は次のように語っている。「今飲んでいる薬のおかげで合併症があったんだ。そのうちの一つが胃の病気で、それで死にかけたんだ」
「心臓発作は動脈疾患の象徴でね。僕は飲まないし、タバコも吸わないし、コレステロールも高くないし、ツアーでは運動もしていたけど、なんで起こったんだろうね。でも、今はこれまで以上に動く心臓を手にしているんだ」
先日、ブライアン・メイは今週「軽い心臓発作」があったことを明かしたことで回復を願う「ものすごい量の愛と応援」が寄せられたと語っている。
「すごくメディアに取り上げられたことでものすごい量の愛と応援が寄せられて、心を動かされただけでねく、圧倒されたよ」と彼は語っている。
「ご覧の通り僕は大丈夫なんだけど、僕のメールの受信箱なんかはものすごいメッセージでいっぱいになったんだ。それぞれにお礼はできないだろうからさ、ここでありがとうと言わせてほしい。信じられないほどだったよ」
ブライアン・メイは次のように続けている。「変な風に聞こえるかもしれないけど、自分が死んだのに葬儀に出て、みんなの思いを見るみたいな感じだったんだ。葬儀でよく思うんだよ。みんな、亡くなった人の素晴らしい点を語るんだけど、亡くなった人は聞けないんだなってね」
「幸運なことに僕は聞けたんだ。僕の人生は完璧だよ。変な風に聞こえたら謝るよ。でも、喩えようがなかったんだ」
クイーン+アダム・ランバートは今夏ヨーロッパ・ツアーを予定していたが、新型コロナウイルスのために延期されている。