Coachella Festival、来年4月の開催を諦めて10月への延期を計画と報道

Coachella Valley Music and Arts Festival

コーチェラ・フェスティバルは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3度目となる延期を計画していると報じられている。

2020年のコーチェラ・フェスティバルは4月に2週にわたって行われる予定だったが、ライヴの自粛が始まった今年3月の時点で10月に延期されることが発表されている。

主催者は6月に2020年のコーチェラ・フェスティバルが開催されないことを発表し、次回の開催は2021年4月9日〜11日、4月16日〜18日の日程になるとしていた。

しかし、米『ローリング・ストーン』誌によれば、コーチェラ・フェスティバルの開催は2021年10月まで再度延期される見込みだという。コーチェラ・フェスティバルを主催するAEGやゴールデンヴォイスと直接連絡をとったという情報筋は秋への延期を準備していることを明かしている。

ある情報筋はコーチェラ・フェスティバルが再度「100%延期される」と述べており、別の情報筋は「正直に言うと、9月7日の労働感謝の日に発表する予定だったのです」と語っている。「でも、しませんでした。それで9月末に発表する予定でしたが、それもしなかったのです」

内部関係者は米『ローリング・ストーン』誌にゴールデンヴォイスのCEOであるポール・トレットの事務所で新しい日程は来年の10月初めになると聞いたとして、「でも、彼らは年のために3週分を押さえています」と述べている。

ゴールデンヴォイスは6月の時点で2021年のコーチェラ・フェスティバルは2020年とは違うラインナップで開催されることを明かしている。今年はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、フランク・オーシャン、トラヴィス・スコットがヘッドライナーを務める予定となっていた。

しかし、再び延期されることになると、来年のツアーを計画しているアーティストにとっては出演の「障壁」となると情報筋は語っている。「常に複数の要因が絡んでくることになります」

「給与の支払いをどうするのか? いつ頃開催するのか? 全員とは言わないまでも多くの人々がコーチェラの判断に目を向けています。自分たちのプランを固めて、アーティストとの再交渉で競う前に、多くの人がコーチェラがどうするのかを見ようとしているのです」

別の情報筋は現在のアメリカの状況を考えると、2022年までコーチェラ・フェスティバルが戻ってこないとしても「驚かない」と述べている。インディオの行政職員であるマーク・スコットは自身のチームで延期による「追加予算」に取り組んでいると語っている。

『NME』はコーチェラ・フェスティバルの担当者にコメントを求めている。

今年は開催されないことを発表した際、コーチェラ・フェスティバルの主催者は次のように述べている。「コーチェラやステージコーチのない年は理解し難いものですが、2021年に何が何でも戻ってこようと思っています」

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