オアシスの“Wonderwall”はスポティファイで10億回の再生回数を突破している。
全英シングル・チャートで最高位2位を記録した1995年発表の“Wonderwall”は『モーニング・グローリー』の25周年を受けてこの記録を達成している。1990年代の楽曲として10億回を突破したのは初めてとなっている。
25周年を記念して『モーニング・グローリー』はアナログ盤で再発されている。
全英アルバム・チャートで週半ばの速報で『モーニング・グローリー』は3位で、アナログ盤チャートでは首位に立っている。これは1996年8月以来の高順位となっていて、前週に較べて640%の伸びとなっている。
先日、ノエル・ギャラガーは『モーニング・グローリー』について次のように語っている。「アルバムをレコーディングしている時、すごい時間を過ごしているんだなんて誰も分かっていなかった。そう思ったのはその後だった。そう思うな」
「今日、列車に乗っている間、アルバムを聴いてきたんだけど、俺にとってはアルバムを書こうとした2度目の機会だったんだけど、1枚目も悪くなかったけどさ、もう25年間も経ったんだ。そして、次の25年後も俺たちは同じ場所にいると思うよ」
フォトグラファーのマイケル・スペンサー・ジョーンズは『モーニング・グローリー』のレコーディングの間に起きた喧嘩を振り返り、その喧嘩の間に「解散した」と述べている。
「混乱した状況で終わった後のリアムの部屋の荒れっぷりはそれまで見たことのなかったものだった」と彼は語っている。「核爆発が起きたみたいだった」
「ノエルはロンドンにあったポール・ウェラーの家に自分が車で連れて行くように行ったんだけど、でもアルコールを飲んでいたから僕は運転できなかったんだ。バンドのメンバーはすぐにその場を離れてしまった。誰しもが『もしかして、これで終わりか?』と思ったよ」