福山雅治が12月8日(火)にリリースするニューアルバムのタイトルが『AKIRA』に決定した。アルバムの全収録曲を披露する自身初のオンラインライブ<FUKUYAMA MASAHARU 30th Anniv. ALBUM LIVE>の開催も発表されている。
『AKIRA』は2014年の『HUMAN』以来、6年8か月ぶりのオリジナルアルバムとなる作品だ。タイトルは自身が17歳の時に亡くなった父親の名前からとって命名されたのだという。父が亡くなった年齢に近づく中で「この曲で僕自身の死生観を描くことで、表現者としてさらなる一歩を踏み出せるのではないか」との想いから生み出されたという楽曲「AKIRA」も収録されるそうだ。
福山はタイトル曲とアルバムについて、「父との別離について、30年掛かってやっと書き出すことができた。ただ、これで完結するのではなく、この楽曲は僕自身の死生観をさらに深度深く表現する“始まりの歌”」と述べている。10月24日(土)放送の『福山雅治 福のラジオ』や『福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」』でも、今作のタイトルに込めた想いが語られる予定となっている。
初のオンラインライブはニューアルバムのリリース後、12月27日(日)に開催される。“「逢えなくても、人と人とが繋がることの大切さ、嬉しさ」をファンと分かち合い、希望を感じられるような1年の締め括りにできれば”と、“予想は裏切るが、期待を裏切らない新たなクリエイティブ”を目指して公演の準備が進められているという。チケット情報などの詳細は後日発表予定。アーティストオンラインショップ「アスマート」では、10月28日(水)からこの公演のオリジナルグッズを販売予定とのことだ。