![Alysse Gafkjen](https://nme-jp.com/nmesite/wp-content/uploads/2020/10/JulienBaker_160-credit-to-Alysse-Gafkjen-720x480.jpg)
Photo: Alysse Gafkjen
ジュリアン・ベイカーは2021年2月26日に通算3作目となるニュー・アルバム『リトル・オブリヴィオンズ』をリリースすることが決定している。
リリースの発表に合わせてアルバムからは新曲“Faith Healer”がダニエル・ヘンリーが監督を務めたミュージック・ビデオと共に公開されている。
アルバム『リトル・オブリヴィオンズ』は2019年12月から2020年1月にかけてベイカーの地元であるテネシー州メンフィスでレコーディングされ、ボーイジーニアスのメンバーである盟友フィービー・ブリジャーズとルーシー・ダッカスが収録曲“Favor”にゲスト参加している。前作に続き、エンジニアをカルヴィン・ラウバー、ミックスをクレイグ・シルヴェイ(ザ・ナショナル、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、アーケイド・ファイアー)が担当している。
詩人/作家/文化評論家のハニフ・アブドゥラキブはアルバムについて次のように評している。「もし未来があるとしたら、そこにいる人は、このアルバムが生まれたのは、とても多くの人が自分を再生する機会を切望していた時だったいうことを覚えていない人がいるかもしれない。人の想像力、都市の想像力、国の想像力が膨らんでいた時だったということを。それにもかかわらず、静かな時間の中で、触れられないかもしれない誰かに、やっぱり抱きしめられたいと思っている人たちがいた時。この慰めをありがとう、ジュリアン」
日本盤CDにはボーナス・トラック“Guthrie”が追加収録され、歌詞対訳および解説書が封入される。