マシン・ガン・ケリーは最新作『ティケッツ・トゥ・マイ・ダウンフォール』を基にしたミュージカル映像作品「ダウンフォールズ・ハイ」の予告映像を公開している。
予告映像にはトリッピー・レッド、ブラックベア、イアン・ディオールらが出演し、1月15日にミュージカル映像作品が公開されることが明らかになっている。本作のナレーションはマシン・ガン・ケリーと近作のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めたブリンク182のトラヴィス・バーカーが担当している。
昨年、マシン・ガン・ケリーは『NME』にこのミュージカル映像作品について「ポップ・パンク版の『グリース』」と語っており、コラボレーターのモッド・サンと話していた冗談から生まれたと明かしている。
「撮影はモッド・サンと僅か4日で撮影したんだ」とマシン・ガン・ケリーはインタヴューで語っている。「初めての監督だったんだ。14曲のミュージック・ビデオを次々と撮っていく感じだったね。でも、物語が加わることで自分のライフ・ストーリーそのものになるんだ」
「焦点を当てたいキャラクターが他にもいて、それで自分とトラヴィス・バーカーがナレーターをやっているんだ。興味深いコンセプトだろ。アルバムのためにやったわけじゃなくて、ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』みたいな感じなんだ」
先日、マシン・ガン・ケリーは新たなアルバムに取り組んでいることを明かしている。
マシン・ガン・ケリーとトラヴィス・バーカーはブラック・ライヴス・マターを支持するためにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“Killing In The Name”のカヴァーを公開している。ビデオではジョージ・フロイドの死とアフリカン・アメリカンへの警察による暴力への抗議運動の映像が使われている。
また、アヴリル・ラヴィーンはマシン・ガン・ケリーと新曲を制作していることを示唆している。