デュア・リパはソーシャル・メディアで人々から言われることに不安になったため、自身のアカウントの運用をマネージメントに受け渡したことを明かしている。
インスタグラムで5800万人、ツイッターで690万人以上のフォロワーを抱えるデュア・リパはアカウントを運用することが精神的な面であまりに大変になり、運用を彼女のチームに受け渡したと語っている。
英『ヴォーグ』誌に彼女は次のように語っている。「ずっと不安だった。『人生の一度の体験をこんな風にしたくない』という感じだった。自信が揺らいだ。ものすごくナーヴァスになって、みんなが何を言うのかばかり考えてた」
デュア・リパは2019年のインタヴューでも正気を保つために「ちょっとだけ」使うことにしたと語っていた。
先月、アティテュード・アウォーズの受賞スピーチでデュア・リパは新型コロナウイルスのパンデミックを受けてメンタル・ヘルスについての援助の必要性に言及している。
彼女は次のように語っている。「新型コロナウイルスが広まり始めた最初の数週間は本当に混乱していて、パンデミックの中でアルバムを出すかどうかは難しい決断だった。でも、そうすることに決めたのはこのアルバムが人々を楽しくさせて、この暗い時期に光を届けることになればと思ったの」
「2020年は荒廃と喪失の年でもあり、学びの年でもあった」と彼女は語っている。「多くのLGBTQの友人がこの時期がいかに彼ら・彼女らにとってつらいものか、どうやって乗り越えるために友人の援助に頼っているかを語ってくれた。自宅にいて支援がないと思っている人々には特に重要よね」
「多くの人々が新型コロナウイルスのせいで援助から切り離されている。メンタル・ヘルスが関わってくると、考えるだけでもぞっとする。多くの人にとって友人や第二の家族と一緒にいられず、安全な場所を失うということは悲惨なことだけど、私たちは新型コロナウイルスの対処法を学んでいるところなのよ」
先日、英国レコード産業協会は世界で聴かれている10曲のうち1曲がイギリスのアーティストだったことを受けて、2020年に成功を収めたデュア・リパに「イギリスの音楽産業の世界的影響力を示すもの」と賛辞を寄せている。