Wolfgang Van Halen、亡き父に捧げた「Distance」を米TV番組で披露

Wolfgang Van Halen

ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは亡き父のエディ・ヴァン・ヘイレンに捧げる形でソロ・デビュー・シングル“Distance”を演奏している。

“Distance”はマンモスWVH名義でリリースされるウォルフガング・ヴァン・ヘイレンのソロ・アルバムに収録される予定となっている。

『ジミー・キンメル・ライヴ』で行ったパフォーマンスで彼の後ろにはウォルフガング・ヴァン・ヘイレンとエディ・ヴァン・ヘイレンの映像が流されており、エディ・ヴァン・ヘイレンが赤ちゃんのウォルフガングを抱えたり、子どもの頃に砂浜で遊んだり、ウォルフガングがドラムを演奏したりする映像が流されている。

パフォーマンスにはベーシストのロニ・フィカロ、ギタリストのジョン・ジョーダンとフランク・シドリス、ドラマーのギャラット・ウィットロックが参加している。

ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはマイケル・アンソニーに代わってベーシストとして2007年にヴァン・ヘイレンに加入している。参加アルバムは2012年発表の『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』のみだが、最後までヴァン・ヘイレンに参加していた。

ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは2020年11月に亡き父に捧げたソロ曲“Distance”をリリースしている。この曲についてプレス・リリースでは「彼なしの人生がどんなものかを想像して、どれだけ彼を惜しむことになるのか想像しながら」書かれたと述べられている。

ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはエディ・ヴァン・ヘイレンが彼のソロ・シングル“Distance”を初めて聴いた時に泣いていたと語っている。

「父に初めて聴かせた時のことも覚えているよ。誇りに思ってくれたのか、それとも純粋に曲としてだったのか、彼は聴いて泣いていたんだ」

「僕にとってその曲がどれだけ重要か、彼が気づいていたとは思わない。失うことへの曲だということを理解してくれたんだと思う」

エディ・ヴァン・ヘイレンは昨年10月にガンとの長い闘病の末に65歳で亡くなっている。

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