テイラー・スウィフトは新型コロナウイルスの影響を受けた家族を支援してきたが、今回夫を失った女性に5万ドル(約545万円)を寄付している。
現地時間3月23日にテイラー・スウィフトと母親であるアンドレアはヴィッキー・カールズへの寄付を募っていたゴーファンドミーに目標額を寄付している。ヴィッキー・カールズは5人の娘の母親で、クリスマスの1週間前に新型コロナウイルスで夫のテオディス・レイ・カールズを亡くしている。
ヴィッキー・カールズの友人でゴーファンドミーを始めたデクアンタ・スミスはテイラー・スウィフトによる寄付のおかげで61700ドル(約670万円)の金額を集めている。
「テオディス・レイ・カールズの死はカールズ家に心に穴を残すことになりました。(娘の)アリッサ、アナヤ、アジア、アリー、アリアは朝食でも教室でも……結婚式でも彼を惜しむことになるでしょう」
「ヴィッキーとその娘たちに経済的支援を提供して、心配を減らすためにゴーファンドミーを立ち上げることにしました。彼女たちの成長を続けさせていくためです」
「教師や医師、CEO、看護師、起業家として幼い彼女たちが世界に名を残すことになれば、父のテオディス・レイ・カールズは天国から微笑んでくれるという自信があります」
テイラー・スウィフトは様々な理由のためにチャリティの寄付を行ってきたことで知られている。
昨年12月、テイラー・スウィフトは新型コロナウイルスのために家賃を払うので苦しんでいる2人の母親にそれぞれ13000ドルを寄付している。
寄付についてテイラー・スウィフトは次のように述べている。「ニッキー、『ワシントン・ポスト』紙であなたのことを読んで、自分の境遇を明かすことは本当に勇気あることだと思ったの。今年体験したすべてのことが可哀想だと思うし、ナッシュヴィルの女性から別のナッシュヴィル女性にギフトを贈りたいと思ったの」
テイラー・スウィフトは大学の授業料を払えない数学者志望の学生に23373ポンドを寄付したほか、新型コロナウイルスの影響を受けたニューヨークを拠点とするフォトグラファーに3000ドルを寄付している。