ブリトニー・スピアーズは正式に後見人制度の保佐人を父親のジェイミー・スピアーズからジョディ・モントゴメリーに変えることを求めている。
ブリトニー・スピアーズの弁護士であるサミュエル・D・インガムは『ヴァラエティ』誌によれば、現地時間3月23日にロサンゼルス最高裁に要望を提出したという。
サミュエル・D・インガムは「現在の後見人制度の保佐人が退任すること」を求めている。書類ではブリトニー・スピアーズが「後見人制度の終了を求める権利を有している」とも述べられている。
ジェイミー・スピアーズが病気を患ったために2019年に一時的に保佐人を務めたジョディ・モントゴメリーは保佐人になることでサミュエル・D・インガムの面会を除いて「どんな形であれ訪問者を制限できる」ようになるという。
保佐人はブリトニー・スピアーズの護衛や世話人を「決める」ことができ、医療についてもコントロールできるようになる。要望書はジョディ・モントゴメリーが保佐人を務めるべき理由として2014年の「医療に承諾しなかった」という指摘を挙げている。
サミュエル・D・インガムはジェイミー・スピアーズが体調不良を理由に保佐人から一時身を引いた「2019年9月9日に自身の権利を放棄した」と主張している。
ブリトニー・スピアーズの後見人制度に関する公判は4月27日に予定されている。
ブリトニー・スピアーズの後見人制度は彼女に精神衰弱のあった2008年から始まっている。
しかし、ジェイミー・スピアーズは保佐人の立場を離れることを拒否して、ブリトニー・スピアーズに自由を与えていないとして批判を受けてきている。ファンからは「#FreeBritney」のキャンペーンも立ち上げられている。
先日、ブリトニー・スピアーズについてはドキュメンタリー『フレーミング・ブリトニー・スピアーズ』が放送されて、大きな反響が寄せられている。ブリトニー・スピアーズの後見人制度について検証した新たなBBCのドキュメンタリーが制作されていることも明らかになっている。