ポール・ギルバートは前作より2年ぶりとなる通算16枚目となるオリジナル・ソロ・アルバム『ウェアウルヴス・オブ・ポートランド』が6月2日に日本先行リリースされることが決定している。
本作は当初昨年の春に他のミュージシャンとレコーディング予定だったが、コロナ禍のロックダウンのためすべて保留となり、それを受けてギターのみならず、ドラム、ベース、キーボードなどすべての楽器をポール自ら演奏した作品となっている。
新作についてポール・ギルバートは次のように語っている。「ソングライティングの大半は、歌うことから始まったんだ。短い歌詞を書いてから色んな歌い方をして、どんなメロディが出てくるか様子を見た。頭の中でぐるぐる回るほど強力なメロディだったら、ギターを手に取って、コードやグルーヴを考え出したんだ」
彼は次のように続けている。「自分のギターを“声”としてこれらのメロディを演奏することは本当に喜びを感じたね。僕のヴォーカリストとしての制約すべてが取り除かれたんだ。ギターなら高い音も出せるしね! 声のために書かれたメロディには間が入っている。僕はギターを弾くときにその間が残っているサウンドがとても気に入っている。僕みたいなギター弾きにとって、間があるというのはびっくりするような発見に繋がることもあるんだ!」
アルバムからは“Argument About Pie”が先行で公開されている。
アルバム収録曲からは“Werewolves Of Portland”、“A Thunderous Ovation Shook The Columns”が5月19日に先行配信されている。